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感謝、そして思うこと。
銀座一丁目に、東京オフィスがオープンしました。

これが実現できたのは、支えてくれた皆様のおかげです。
本当に、どうもありがとうございます。

自分にとっては目指していた通過点のひとつであり、また新たな第一歩がはじまったので、あとは可能な限り早く軌道に乗せて、存在価値を築いていくことが当面の仕事です。

千葉にある本社との連携、新たな人材採用、既存スタッフの教育、サービスレベルの向上など、やるべき課題・仕事はたくさんあるけど、ひとつひとつ確実に乗り越えながら、社会の役に立つ、感動を創造できる会社作りに励んでいきたいと思います。

あらためて、よろしくお願いいたします。



2009年に入ってから、まだ1ヶ月ちょっとですが、いろんなことがありました。
そこであらためて思ったこと。

人間って素晴らしい、そしておもしろい。

だから熱く生きないといけないんだ、って。


なんだよ、今さら・・・って感じですが、本当にそう実感する機会が多いので書きたくなりました。



昨年のリーマンショック以降、世界経済は新たな局面を迎えています。

日経新聞でも毎日のように、各社の決算「今期は赤字・・・」「営業利益を下方修正」という文字が躍っている中、正直、自分にとっても他人事ではない状況になっています。


仲のよかった取引先が倒産したり、正社員だった友達が会社を解雇されたり、派遣村のことだったりと、社会全体が逼迫しているという印象は強まるばかり。

日本を代表する企業「最強トヨタ」と称される同社の渡辺社長も『厳しさは予想をはるかに上回るスピード、深さで拡大している。かつてない緊急事態に直面している』と述べています。

CM業界も、昨年11月以降、新規の製作を止めるところが増え、電通、博報堂といった大手広告代理店も岐路に立たされているという状況は否めません。

自分の業界の中には、未来が見えないと嘆く人も多く、さらに識者予測では状況はさらに悪化し、来年いっぱいまではこの状況は続くとも言われている状況です。


そんな状況下で、さぁ自分たちに何ができるのか?


これは地球から僕ら人間に対して与えられた試練なんだと思っています。

今のままではダメなんだというメッセージを、どう受け止めて、次に生かしていけるか、これが僕らが考えなければいけない問題の本質なんだと思います。

間違いなく言えるのは、次の世代のためにも、自分たちの手で、少しずつ社会をいい方向へ変革していく責任があります。


考える中で、僕が最初に思ったこと。

それは、独占すること、依存することはもうやめようよ。

これは、自分に対しても、常に言い聞かせていたいことのひとつです。


お互いに、自立した心で、成長を目指し、その過程で成長を目指すもの同士、時には手を差し伸べたり、手をつないだり、これからはそういう社会に変化していくべきだと思います。

いや、人間のコミュニケーションも含めて、社会がそう変わらなければいけないんだと思います。


人間の数だけ、個性があり、それぞれの資質を生かしあって、それを磨き、お互いがお互いを高めあう。今風の言葉で言うなら、コラボレーションかな。

今求められているのは、「個」の力ひとつひとつです。



世の中で起きている事件、事故も、人間が人間を思う心が希薄になってきているからこそ、生まれた結果であり、被害者には申し訳ないのですが、これもある種のメッセージだと捉えることが出来ると思っています。

だから、今。

この、今、考えないといけないと思う。


人間は、全員幸せになりたいと思って、生きているはず。

幸せになりたいから、働いて、お金を貯めて、そのお金で同等の価値のものと交換し、幸せを得ようとする。


あくまでも、最終は「幸せ」であり、決して「お金」ではなかったはず。
これを忘れたら、人間が人間らしく生きれなくなるはじまりだと僕は思っています。

もちろんお金はあったほうがいいですが、ゴールではないはずです。


お金というものは、ひとつのエネルギーのかたちであり、そのエネルギーを、喜ばれること、感動のため、自己成長のため、そういう風にして使っていけばいくほど、大きなエネルギーとして戻ってくる、僕はそう信じています。
世の中は全て循環するのが正常で、エネルギーは滞るべきものではないのだから。

だから、お金の使い方にしても、僕らは考えるべき時に来ているのではないかなとも思います。



「大きいもの、強いものが生き残るのではない。変化に適応できるものだけが残る」
  
                               ダーウィン『進化論』より
by shuxaku | 2009-02-05 23:40 | +++ Diary +++
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