朝陽を見てきた
午前2時に起きた。
さっき眠ったばかりだったから、とても眠たい。

2時半前には出発し、首都高にのって、ひらすら南へ。
行き先は、千葉南端の南房総市。

東京は、深夜だというのに、30度近い熱帯夜。
そんな暑さを振り払うかのように、風を切りながら、
ただ、ひたすら南へ向かう。

次第に緑が多くなり、それに合わせて気温も下がってくる。

4時過ぎ。
高速道路の終点で降り、窓を全開にすると、朝のさわやかな空気が
車の中に流れこんできた。

言葉にならないくらい心地よい空気だった。

朝のひやっとする空気と潮の香りが混ざった独特の匂い。
東京とは、あきらかに違う空気。

日の出前のこの時間の空気は、一日の中でも特別な時間なんだと思う。
この時間の空気は、とても神秘的だ。


東の空が白みはじめ、適当に見つけた海岸道路沿いに車を止めた。

木のトンネルをくぐり抜け、海岸に出ると、波しぶやきや、
空のグラデーションで、あたりは非日常の空間が広がっていた。

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すでにサーファーたちは海に入って、ビックウェーブを待っている。
この和田町というエリアは、大きな波がやってくるからサーファーにも人気があるところ。

日の出を待つ間、海に入って、波とたわむれることにした。
意外と水温も冷たい。
風もあるから、半そでだと寒いくらい。
東京の暑さがウソのようだ。
車で2時間ほどなのに、こんなにも違うなんて、とただ驚くばかり。

そうこうしてるうちに、赤い太陽が東から上りはじめた。
映画を見ているかのように、それに夢中だった。

自然のスクリーンに、言葉はいらない。

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毎日、太陽は昇っては沈み、そこには感動的な美しさがあるのに、東京の人間社会の仕組みの中で動いていると、地球の営みを忘れてしまいがちになる。
そういう美しい時の移ろいを楽しむ気持ちよりも、時計という人間が作った基準に合わせて行動することを求められる現代社会。

あの鳥のように、何にも縛られず、自由に羽ばたきたいという気持ちはいけないものなんだろうか。

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朝陽を眺めた後は、車に戻り、館山の防波堤に移動して、竿を出すことにした。
それから昼前まで今年初の釣り時間。

この日の収穫は、20cmほどのイワシとサバたち。
小さいメジナや毒魚アイゴは釣ってすぐにリリースした。
相方は釣り経験がほとんと初めてだと言うのに、自分より多く魚を釣っている(笑)
釣りは、秋が一番楽しめるから、大漁パーティーは夏を楽しんだ後の楽しみにしておこう。

帰宅してからは、ゴハンの仕度。
料理は手分けしてつくる。

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・ピーマンとナスの肉詰め(久しぶりの肉!笑)
・釣ってきたイワシとサバのから揚げ(シソを刻んだ柚子ポン酢で)
・ミニトマトのマリネ(マクロビ料理で習ってきたらしい)
・ナスの炒めもの(余ってたから)
・もろへいやとシラスの和え物
・ナスとズッキーニの麻婆風(前日の残り)
・玄米ごはん
・ビシソワーズ(ジャガイモのスープ)

ビシソワーズに使ったジャガイモは「きたあかり」っていう品種で、
前日、僕が千葉の自分の畑で収穫してきたもの。
うちに遊びに来た友達にもお裾分けしたが、まだまだたっくさんある。
小ぶりだけど、美味しくなっていて、とても嬉しい。


自然を感じられることが、こんなにも嬉しいなんて、
子供の頃は思いもしなかった。

夏は、子供心を思い出させてくれる魔法の季節だ。
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by shuxaku | 2009-07-24 22:43 | +++ Diary +++
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