報道のありかたについて
今、日本がこのような大変な状況下にある中、
皆が注目しているのはテレビや新聞などのマスコミです。

国民のみなが、必死にそこから大切な情報を得ようとしています。

それなのに、流される情報は津波のシーン、被災者が悲しむシーンばかりで、
そこから国民に何を伝えようとしているのでしょうか?

はたして、今このタイミングで被災者を含めた国民にとって必要な映像なのでしょうか?

早々と、視聴者をただの傍観者にさせるつもりでしょうか。

望んでもないのに、流される情報自体が、知らずにコントロールされているなんて、
本当に悔しくて、悲しい気持ちになります。

確かに、日本政府、マスコミは国民をこれ以上不安にさせないように、
パニックに陥らせないように、頑張っています。

それはわかります。

けど、本当に大切なのは、なんなのでしょう。

チェルノブイリ、スリーマイルの放射能流出事故は、パニックに陥らせないように、情報をコントーロールし、当初「大丈夫です、安心して下さい」という報道の連続でした。

けど、結果はどうでしょう。

多くの方が、その言葉を信じてしまったために、被曝者が増えてしまいました。

今の日本政府のやり方は、ある面では正しいのかもしれませんが、
全てがそれとなってしまうと、正しい事実を伝えるマスコミが一切なくなってしまいます。

今、福島の原発で起きている問題は本当に危険な問題です。

作家(慶応大学講師)の竹田さんはこういいます。
『政府とメディアは、こぞって放射線量を示し「レントゲン写真2回分」などとたとえて安全をアピールします。しかし「毎時」であることに注意してください。一時間毎にレントゲンを2枚づつ撮り続けたらどうなりますか。一日で48枚もレントゲンを撮る人はいません。危険を隠す意図が見えます』と。

風向き次第で、首都圏や仙台方面にも、放射性物質は拡散します。
事態は全然、楽観できない状況にあります。

多くの専門家が「しばらくは雨には絶対触れないようにして下さい」と切に伝えていますが、テレビではほとんど流れることはなく、ブログ、ツイッター、Facebookなどでしか伝わっていきません。

被曝にも呼吸によって起こる内部被曝、肌に触れる外部被曝がありますが、内部被曝の場合本当に危険です。これを防ぐには、最低限「防塵マスク」が必要ですが、はっきりと伝えて救援物資に含まれているのでしょうか。

少し話がそれますが、放射性物質でもいくつか種類があり、福島第一原発1号機から流出した「ヨウ素」は3ヶ月ほどで1,000分の1までに減るそうですが、「プルトニウム」になると、2億7000万年間はその力が維持されたままだそうです。そんなものを人間は原発に使うべきではないです。
悲しいかな、知らないがために、民主主義の国なのに、事は勝手に進められて行きます。


また、ツイッタ—では被災者から「助けて下さい、今3,000人が孤立していて、食料が全くなく餓死の危険性があります」とケータイ経由で悲痛の叫びが聞こえてきます。
今回大きな被災を受けた岩手、宮城、福島だけでなく、
あまり報道されることのない茨城からもです。


テレビ取材班が、孤立した建物の屋上にSOSの言葉で食料が足りないという文字を見つけ報道していました。すぐに助けることはできないかもしれないけど、その後、部隊を派遣させてヘリコプターで食料、救援物資をロープでおろすことはできないのでしょうか?




情報社会と言われているのに、この情報格差が、結果的に悲劇を生むなんて、悲しすぎないでしょうか。

テレビ、新聞の情報だけが全てではありません。それはある部分でしかないのです。
リアルな声が、ケータイからたくさん届けられるのは今の時代だからこそです。


人助けができないIT技術なんて、まったく意味ないです。

日本が立ち上がるために、今こそ報道のあり方が問われる時期はないんじゃないだろうか、と強く思います。

そしてそれを変えるのは国民一人一人。

一人一人が確かな情報を収集し、選択し、発信、共有、行動する時代が来ていると思います。

そして、個人発のソーシャルメディアの比重が高くなってきた時に、
危険を感じたマスメディアは初めて進化できるのではないかと思います。

※参考情報※

阪神大震災で被害にあわれた今村さんのブログ

Twitter
@takenoma
@uesugitakashi
@takapon_jp
@tentsukuman
@kazuyo_k
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by shuxaku | 2011-03-14 23:36 | +++ Life +++
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