人気ブログランキング | 話題のタグを見る
心は写真に
3月31日。仕事少し早く終わらせて銀座のリクルートビルに向かった。
理由は、そのビルの地下にあるガーディアンガーデンで開かれている写真の『ひとつぼ展』の公開第二次審査会に参加するため。

10分ほど遅れていくと、会場では入賞者によるプレゼンが始まっていた。
計10人の入賞者のプレゼンの後、審査員による審査会。
目の前でプロの写真家たちが写真の批評、審査をしている。こういうのは初めてだから、
その意見のひとつひとつがすごくためになる。

自分がいいと思った作品と審査員がいいという写真は必ずも一致しない。自分の見る目が甘いってこともあるだろうけど、それは個人的な主観も大きく存在していると思う。(いまのところ・・・)

見事グランプリを受賞した作品を撮った人はプレゼンテーションも一番上手だったし、
作品にも力があった。
こういうところに来ると「表現」へのモチベーションがすごく高まる。

帰りの電車の中で、携帯にメールが来た。
写真サークルのメンバーからで、これも写真が絡んだとてもおもしろいプロジェクトが進行している。自分も少なからず関係しているので、楽しくやってみたいと思う。
期待しているプロジェクトのひとつ。

自分はカメラを始めて5年。今のカメラは幕張プリンスホテルでバイトしている時、最初にもらった給料で買ったニコンのマニュアル一眼レフ。
この三月、初めて公募展というものに写真を出してみた。自分の写真に対して客観的にどういう判断が下されるのか気になって。
そして昨日、日本写真協会から来た一通の封筒を開けて見ると、そこには『入選』の文字。
5月末から6月中旬にかけて、新宿のギャラリーで自分の作品も展示される予定だそう。
表彰式にも参加できる。
初めて出した写真がそういう形で評価されたことは嬉しい。
ただ、その反面、自分がいいと思った作品はそこまででしかなかった、というのは真実。
嬉しい気持ち、悔しい気持ちが入り混じった複雑な心の中。

まあ、この結果を素直に受け止めて、これからも楽しく写真を撮り続けていこう。
出会うもの全てにありがとう、その気持ちだけは忘れないでいられるように・・・。
by shuxaku | 2005-04-01 21:32 | +++ Favorite +++
<< 小川の土手に座りながら 「食」について考えたこと >>