サイレントブルーの時に
「サイレントブルー」と呼ばれる時間帯がある。

誰が作った言葉かは知らない。

まだ夜の闇が白みきっていない薄暗い朝方の時間。

街ではネオンが消え、飲み屋の営業も終わる。

やたらと新聞配達のバイクの音だけが響く、静かな静かなひととき。

見慣れたはずの街の風景も、その時間に外に出てみると、いつもと違う方向に

空のグラデーションをみることができる。

そして

ひんやりとして、しめりけを帯びた新しい空気を吸うと、

小さな幸せと、自分だけがかみしめているという優越感を感じる。

普段の朝がそんなに早くはない僕は、こんな朝を感じて、いつもの社会に入っていくと

なんだか人一倍得した気分になれる。
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by shuxaku | 2005-05-09 23:53 | +++ Season +++
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