トツゼン・・・
2週間前の今頃(深夜)。
僕は大阪梅田のファミリーレストランにいた。

その日、大学時代の友人らとプチ同窓会をやろうということで、大阪に来ていたのだ。
大学の場所は高知だったけど、皆住んでいるところはバラバラだから、その中間地点を
とって大阪ということになっていた。僕にとっては人生2度目の大阪。


早い時間から集まって梅田の居酒屋で飲み喋り後、別れを惜しむように、
ハシゴの果てについたのが、なぜか24時間営業のファミレスだった。

まあ実際のところ、「別れを惜しむように」というのが真実かどうかは脇に置いておいて(笑)、
あるものは終電に乗り遅れ、あるものは宿なしのため、そこに来ざるをえなかったというのが
本当のところかもしれない。

けれど、夜12時過ぎから朝6時過ぎの冬の寒空が青くなり始める時間帯まで、ずっと何かを
喋り続けていたというのは熱かった。学生の頃はしょっちゅうだったけど、卒業してからはほっとんどなかったからというのもあるかもしれない。
仕事の話だったり、恋愛の話だったり、いろんな話をしていたと思うだが、僕はアルコールと睡魔のせいで、何を話したか半分も憶えていない。

けど、全てが良かった。何かが良かった。
それが何なのか、はっきりと口にしてしまうと、何だか違うような気もするから、わからないけれど、やっぱり何かが良かった。残念ながら、自分にはそういう気持ちを表す言葉を持ち合わせていない。

夕方6時半梅田駅の『久しぶり~!』から、早朝6時半の梅田駅の『またね~!』まで、
本当に濃い時間を過ごしていたという事実だけは確かだ。

その十数時間、まるで自分の分身が遠い世界で体験してきたような『非日常』の時間だった。

土曜日の正午、新幹線で京都駅に降りたち、『HELLO』という町屋カフェのロフトで一人ご飯食べて、本読んで、仕事の新規企画を考えて・・・。自分時間をゆったり過ごした後に、大阪まで向かって皆と合流した。
(実は京都に降り立ったとき、これからどこに行こうかまだ全然決まってなかったけど、駅構内の本屋で立ち読みしながらこの店を発見。頭の中に地図をたたきこみ、行って来ました・・・)

その次の日、日曜日の朝9時には新幹線で東京駅に着いていたから、本当にあっという間の急ぎ足な旅だったけど、たまにはこういう風に遠くに出かけてみるのも、自分には必要なのかなと感じた。



そう、思い出した・・・。
ファミレスでも、居酒屋でも皆としていた話を。

このくらいの歳になってくると、段々と周りが結婚し始めて、子供が生まれていたりする。
同級生が次々とそういう風になっているなか、自分にはまだまだ関係ないといいながら、
次は誰が結婚するだろう?っていう話になってくる。
その時、自分は俺はまだまだ結婚はしないよとか言っていた。


それが、週が明けた月曜日。
得意先のハウスメーカーのNo.2のお偉い方と話をしている時に、
ふと「君は結婚してるのかね?」と聞かれた。
「いえ、まだしていません」
「歳はいくつだね?」
「27歳です」
「付き合ってる彼女はいるの?」
「いや・・・、去年の夏に別れて以来、いません」

「そうか、君はますます頑張っていかないといけないし、私が紹介してあげよう」
「いえっ、大丈夫ですよ。そういったことは自分でなんとかしてみますので・・・」

「そんな悠長なことを言っていたら、ダメだ。君はこの先もっともっと頑張っていかないと
いけないのだから、早く身を固めときなさい」

その後、相手の機嫌を損ねないように、やんわり断って、
その場はなんとか取り繕ったつもりだった。

なのに、その4日後に現れたそのS専務の片手には『菓子折り』の紙袋がぶら下がっていた。
話の流れの冗談だと思っていたが、なんだかマズイことになってきたと思った。
S専務が話すこの話の裏側(政略的なこと)に存在する思惑にも気づいていたし、
なんとかして断ろうと思う。

実際のところ、『お見合い』という、そのもの自体には、どんなものかちょっと興味あるけど、それはあくまでも興味本位であって、自分に置き換えて考えたこともなかった。
今は他に大切にしなければいけないものとかあって、そういう気分にはなれないし。
やはり、自分の正直な気持ちを言うしかないのだと思う。

土曜日「結婚したいとは思うけど、俺はこの中で一番最後に結婚するんじゃないかな」といっていた2日後に、訪れた「トツゼン」の事態・・・。

まあドラマチックな展開はないです(笑)
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by shuxaku | 2006-02-26 02:36 | +++ Diary +++
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