街の匂い
今月は、この一年で一番忙しい時期で、会社にとっては稼ぎ時の時期でもあった。

その関係で、毎晩遅くまでPCの前で仕事をしていて、体にとってはあまり良いとは思えない状況だった。たいして体を動かしてないのに、なんだか妙な違和感。

これじゃいけないと、強引に仕事を21時で切り上げて、近所のユーカリが丘にあるスポーツクラブに向かった。インストラクターには「久しぶりですね」と言われるくらい、久しぶりだった。

全身を使って、思いっきり汗を流していると、頭の中のグレーゾーンが不思議なくらいすっきりとしてきた。90分後には、それは汗と共に外に流れ出したような感じで、気持ちのいい疲労感と爽快感に包まれた。

やっぱり人間は体を動かさないと、頭の中までダメになると思った。


ロッカールームで、シャワーを浴びて、外に出ると、
冷たいけれど、すごく気持ちのいい春の風が吹いていた。

風を全身で感じながら、駐車場に向かう途中の階段を降りていると、
なんとも表現しがたい懐かしい匂いがして、わけもなく嬉しくなった。


外は少し霧っぽく霞がかっていて、辺りの高層マンションの照明が
ぼんやり妖しげな光を放っている。

湿り気を帯びた空気を肺一杯に吸い込むと、季節が変わりつつあることを知った。

そして、遠くに目を移すと、まん丸い朧げな月が儚いほど綺麗に、夜の空を照らしていた。

体全体で、季節を感じている気がして、ただそれだけなのに嬉しかった。

2時間前までの自分と明らかに違う自分。

無理やりにでも、自分でコントロールする時間はやっぱり必要なんだと思う。
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by shuxaku | 2008-03-25 01:19 | +++ Diary +++
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