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断食最終日 (断食プログラム七日目)
1月29日(土)

6:20 起床
7:30 気功体操
9:00 食事
10:00 出発 

断食最終日。
最初の頃は、空腹のせいか時間が経つのがとても長く感じられたが、
この1週間を振り返ってみると、とてもあっという間。

昨日の晩は遅くまで食堂で話をしていた。
「今日の夜が最後がなんだ」
そんな思いが皆の胸の中にあったから皆その場にいたのだろう。知り合って間もないけど、断食をやってきた、同じ屋根の下で生活をしてきたというそんな思いたちが、僕らの距離を近づけたように思える。
とにかくここに来てよかった、そう思った。

b0069430_21554974.jpg最後の日の朝ごはん。名物『おかゆパン』が出た。これは重湯を作るときに余るゴハンをベースに、いろいろな野菜の切れ端などが入っているのだという。もともとは残飯ということで、このパンの裏の名前は「ザンパン」というらしい。それにしても普通に美味しく食べれる。とてもそういうものが入っているとは考えられない。このケーキっぽいパンの甘みはドライフルーツで出しているそう。この写真の中で三角の形をしたものが、その『おかゆパン』。
米は白米に見えますけど、もちろん白米じゃなくて、玄米です。
三分付きか五分付きか忘れてしまいましたけど・・・。(笑)

ここで売っていた無添加調味料を買った。送ると高くつくと言われたから、しょうゆも、だしも、
かけじょうゆも全てザックに放り込む。ザックの中には本も5冊入ってるし、ノートPCもあるから相当重たい。海外での旅では荷物は出来るだけ少なくがポリシーの自分だが、この時は国内だからと油断して、余計なものもたくさん入っている。
去年末のチベットに行ったときの2倍くらいのの荷物はあるんじゃないだろうか・・・。

帰りの時間はあっという間にやってきた。
マイクロバスに大きなザックと共に乗り込む。
皆にお別れの挨拶。
出会った瞬間から別れが始まるというが、
別れははいつでも儚いものだ。
 
駅について、電車出発までしばしのおみやげ買い物タイム。
東京方面に向かう僕ら4人は思い思いの店に入っていく。
それにしてもこの4人、皆一緒になると、それぞれの服装はとても、とても不釣合い。(笑)
同室だったホストI崎さんは、シャネルのサングラスをつけて、ジャージにスーツケースという姿。僕はといえば、ニット帽にダウンジャケット、それに50ℓのバックパック。まるで登山に行くような格好。そして女性陣二人は、落ち着いた色の大人っぽい格好のIさんと、対照的なピンクのダウンに茶髪のTちゃん。傍から見たら、奇妙な4人組。


修学旅行っぽくしようということで、僕らは席を回転させて向かいあうように座った。
駅で買ったお饅頭で「お疲れ様」と乾杯(?)。食べていけないとは言われてはいないが、
なんとなく「本当に食べていいのかな?」という心境の僕ら。
けどTちゃんは車内販売のアイスクリームまで「いいかな?」と言いながら食べてるし・・・。 (笑) すごいよ、キミ。。。
僕だけは横浜で降り、彼らに最後の挨拶。
でまた同窓会やろうね~、って。

この1週間は断食経験で得ることも多かった、その中でも特に人間の体の奥深さ、食事の大切さは学ぶところが大きかった。
そして何よりも、たくさんの人々との素晴らしい出会いがあった。この断食日記には登場していないけども、あの場所で似た感覚を持った人らとも出会えたのはとても大きい。


                  すべての出会いにありがとう。

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ココロもカラダもすごく元気になった。
断食を通して得たもの、自分だけのものにしておくのはもったいなすぎる。
もらったパワーを、カタチでアウトプットしていこう。
千葉に帰る電車の中でそう決めた。
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by shuxaku | 2005-02-14 22:05 | +++ Fasting +++
回復食三日目 (断食プログラム六日目)
1月28日(金)

6:20 起床
7:30 健康体操
8:00 治療(整体、カッピング、ローラーベッド)
10:00 食事(うどん、玄米のミニおにぎり)
12:15 面談
13:00~16:00 散歩・ドライブ
18:00 食事(普通食)
18:45 講義(帰宅後の注意)
24:30 消灯

今日は日の出を見るために早起きをした。
昨晩、食堂で話をしているときに、「明日の朝、みなで屋上に上って朝日をみよう」という風に決まったからだ。服を着込んで、カメラだけ持って、屋上への階段を上る。
空はすでに明るくなりはじめていた。
けど、肝心の太陽が出てくる、海の向こうの大島のあたりは厚い雲で覆われている。
雲の横はだんだん鮮やかなオレンジ色になっているのに。
20分そこで粘った。けど、結局日の出を見ることはできなかた。
残念。よし明日の朝こそは、と口々に皆で階段を下る。

朝ごはんは、うどんと玄米のおにぎり。あっという間に食べてしまった。
回復食のころは胃が元気よくなっていて、ものすごく食欲というものを感じる。
食後、すでに腹減っていた。夜まで持つかなぁ。

昼、代表の大沢先生との個人面談があった。
体重、体脂肪、自律神経チェックによる内臓の状態を調べる。
入所の日も同じことをやっているから、どのような変化があるのか、
すごく気になるところ。

結果は・・・。
体重は4キロ落ちていて、体脂肪率も4%落ちて、15%になっていた。
内臓の状態も全て良好。すばらしいほど、元気になっている。
聞いてみると周りの人も数値の差はいろいろだけど、減っていることは共通している。
(断食なんだから、当たり前か・・・)

1時間ほどの一人散歩から帰ってきて、Tさんらと動物園に行くことになった。
やすらぎの里のスタッフの一人の車に断食メンバー4人が乗り込んだ。
着いたところは山の上にある動物園で、風が強くて、恐ろしいくらい寒い。
今日のあまりの暑さに服を一枚脱いできた自分をうらめしく思う・・・(笑)
風力発電の風車(?)も数基あるから、もともと風の強いエリアなのだろう。
動物園に人はほとんどいなく、全部で10組いるかどうか。
なかなか魅力ある動物園だったが、何よりも寒すぎて顔が凍ってしまうんじゃないか、
と思えるくらい。

やすらぎの里に戻ったが、僕はそのまま車で伊豆高原駅まで送ってもらった。
お土産を買うために駅の土産センターへ。
この地で有名なおみやげ「柏屋の羊羹」へ。添加物などは一切使ってないところがポイント。
伊勢神宮にも納められているという黒羊羹と一番の目玉商品の羊羹を買った。
試食を勧められたが、なくなく断る。その後もいろいろな土産を回るが、『試食』用タッパーがやたらと目につく。こんなところに来て、なに自分を苦しめてるんだろ、としみじみ思う。

帰りは国道沿いの道をやめて、漁港をまわって帰ることにした。
夕焼けがとてもきれいだ。ここに来て、1週間。もう断食も終わってしまうなぁ。
空を見ながら、いろいろと思いにふける。

晩御飯は最高だった。
噂に聞いていた、今日の夕ご飯をどんなに待ちわびていただろう。
ホワイトボードにメニューがかかれていく。

+ 本日のメニュー +
・地物野菜のサラダ
・10種野菜のポタージュ
・ひよこ豆入玄米ごはん
・黒米入5分付きごはん
・野菜のクリーム煮
・金目鯛のかぶら蒸し
・キャロブケーキ
・たんぽぽコーヒー

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はい、幸せでした・・・。
ご飯を2回もお代わりしました。(笑)
ちなみにタンポポコーヒーはご存知の方も多いと思いますが、コーヒー風味のお茶です。

食事の後は先生から帰宅後の注意についての講義。
断食後1週間は胃がなんでも吸収しやすくなっているから、
添加物が入っているものなどを食べ過ぎないようにとのこと。
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by shuxaku | 2005-02-11 18:06 | +++ Fasting +++
回復食二日目② (断食プログラム5日目)
1月27日 パート2

17:00 自己整体
18:00 食事(玄米、車麩、豆腐、じゃがいも、梅干)
19:00 講義(食事について)
24:00 消灯

干物屋の続きから。

16時50分、やすらぎの里に戻って、買ったばかりの干物を冷蔵庫へ入れるため、そのまま食堂へ。皆、17時からの『自己整体』の準備ですでに食堂に集まっている。
僕の手元の袋を見た年配の方が、何買ったの?って聞いてきたから、「干物ですよ」と答えたら、何人かが勢いよく振り返って僕の手元の袋を見た。
そしてニヤニヤしてる・・・。
こえ~、ここは飢えたピラニアの溜まり場だ。さすがに盗られることはないだろうけど、
冷蔵庫で保管しておくのが、少しだけ不安になった・・・。(笑)

17時、代表の大沢先生による『自己整体』のプログラムが始まった。
僕自身、とても楽しみにしていたものだ。これに参加するため、山道を小走りしてまで、急いで戻ってきたくらい。(笑)

話はとても興味深かった。
動物は生活をしている限り、絶対に体が歪むのだという。
ただ犬や猫などほとんどの動物は本能として、その体の歪みを治す術を知っているそうだ。
例えば、犬が朝起きたとき、前足を前方に伸ばし、尻側を後ろにするような形で伸びをしているのをよく見かける。これは歪みを矯正しているのだという。もちろん歪み方は日によって異なっているから、その歪んだ部分を正しくするため、その矯正の仕方は日によって微妙に違うらしい。
たくさんの動物に出来て、人間には出来ないのだろうか?
そんなことはない、人間だって動物なんだから。
もちろん人間だって、自分で歪みを取る方法をカラダは知っているのだという。

では実際にどうやるか?やるのはとても簡単だ。ただここで説明するのは難しいから、簡潔に。体の一部を伸ばしてみて、気持ちいいと思うところをただそのまま伸ばせばいいのだ。
ここで決してしてはいけないのが、ムリをしてはいけないということ。気持ちがいいところで止めておくのだ。これが人間の体からのメッセージ。
今この文章を読んでくれている人にもすぐできる例をひとつ。
顔は前方に向けたまま、そのまま頭を肩の方向に伸ばしていく。左右両方の方向に頭を伸ばしていってみると、左右の差を感じることができると思う。その時自分がどっちの方向を伸ばす必要があるか、感じることができるはず。
これを全身に合わせて体系化されたのが『自己整体』。
整体屋にいって、他人にやってもうらうのも、もちろん気持ちがよいが、お金がかかるし、時間も何かとかかる。何よりも毎日行くことはできない。一番大切なのは、毎日、その日のゆがみをその日中に取ること、これだったら他人に頼らず、自分ひとりでも歪みをよい方向に持っていける。人間以外の動物は全部自分でやっているのだから、人間にでもできるはず。

b0069430_219273.jpg今夜からやっと普通に近い食事になった。といっても玄米のご飯はおかゆ状態だが、おかずが3品もある。じゃがいも、車麩、豆腐だ。最初隣の人にお膳が運ばれてるのを見たとき、『豚角煮』だと思ったけど、考えたらそんなものがここに出るわけない。車麩の煮物だった。ただ正面のT谷さんは角煮と聞いたとき、すごく目を輝かしていただけに、真実を知った時とのギャップが大きくて、思わず笑ってしまった。
それにしても、このジャガイモは本当に美味かった。周りの皆も「うまい、うまい」言って食べてたが、こんなに『じゃがいも』そのものの味を感じたのは初めて。
過去にこのやすらぎの里に来た取材の人が断食せずにこのじゃがいもを食べたところ、無味と感じたらしくそのまま『断食後は皆、味がないものを食べている』という記事を書いたそう。断食後は味覚が敏感になっているとは聞いていたが、それくらい「断食明けの人」と「断食をしていない人」の味覚に差があることが驚き。

食後しばらくして、食堂で食事についての講義が始まった。

[食事において大切なこと] 

① 主食 : 5
② 副食 : 5 ( 1 : 1 : 3 )
③ 旬・土地・まるごと
④ ×:砂糖、油
⑤ さ(砂糖)・し(塩)・す(酢)・せ(正油)・そ(味噌)


①の主食は、もちろん『米』。ただここで言う米は栄養価が全て落とされた白米ではなく、玄米のこと。抵抗があるのなら、7分付、5分付で。
『主食』というからには、それなりの意味があって、これがメインとなる。口に入れる全体の  5割程度は玄米。栄養バランスは穀物の中でもトップレベル。
  
②副食は全体の5割。簡単に言うとご飯以外の『おかず』のこと。最近は副食が多く、主食の割合が少なくなっている人がいるが、それは栄養学の点からオススメできない。
『 1 : 1 : 3 』は、『魚 : 豆 : 野菜・海草』という内訳。

③旬、土地(身土不二)、まるごと(一物全体)は、そのまま『近くの土地でとれたもの』を『旬の時期』に『まるごと』食べることを意味する。

④砂糖と油のとり過ぎがカラダにとって良くないということはご存知ですよね!白砂糖は「麻薬」といわれるくらい中毒性が高いもの。白砂糖を使った甘いものに目がないという方は注意してください。

⑤砂糖 : もし使うのなら『てんさい糖』か『きび糖』 
  塩 : 一般的に言う「食塩」は塩化ナトリウムという化学物質。天然の塩を。
  酢 : 自然発酵のもの
     (無理矢理発酵させたものでないもの、つまりアルコールと書いていないものを選ぶ)
  正油 : 自然発酵のもの (上記参考)
  味噌 : 自然発酵のもの (上記参考)
  調味料は毎日使うもの。化学的に精製された安物ではなく、自然のものを。

~感想、そして今思う事~
もともと『マクロビオティック』の本を読んでいたから、知っていることも多かったけど、改めてこうやって話を聞いて、まとめて書いてみると、自分自身とても勉強になりますね。

食事というのはとても大切なことだと感じてます。前にもこのブログに書いたかもしれないですけど、お腹にたまる何かではなく、カラダにいいものを食べよう、です。
玄米なら大量に作って、ラップしておにぎりにして、冷凍庫にいれちゃえば一人暮らしの忙しい人でもレンジでチンしたら美味しいおにぎり食べれますものね。菓子パン二つ食べるなら、玄米のおにぎりの方が栄養価あるし、カラダに湧いてくるエネルギーが違うのがわかるはず。
自分のカラダは自分で大切にするしかないんですよね。

玄米と小豆の組み合わせはパーフェクトに近い栄養素というの聞いて、
今は毎日それ食べてます。仕事は忙しくて、競争もすごいけど、その中でも前向きに
気持ちよく毎日を送れるのは,このお陰もあるのかな、なんて考えてます。  
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by shuxaku | 2005-02-08 22:16 | +++ Fasting +++
回復食二日目①(断食プログラム5日目)
1月27日 

7:00 起床
7:30 健康体操
10:00 食事
11:30 治療(アロママッサージ・ローラーベッド・低電流)
13:00 ~ 16:45 散歩
17:00 自己整体
18:00 食事(玄米、車麩、じゃがいも)
19:00 講義(食事について)
24:00 消灯

今日は散歩で遠出をしようと思った。
伊豆高原の隣の駅の城ヶ崎駅から海岸線に向かってあるいて、それから海岸沿いを通って、ゆすらぎの里に戻るというコース。そのことを朝の食事の時に言ったら、皆行きたいということで男3人、女3人の計6人で散歩することになった。ただ体調がすぐれない人もいるから、自分の体と相談しながら、途中でリタイアする人はして、行き先を変えてもいいという割と気楽な感じで昼過ぎに出発した。
やすらぎの里を出てまずは伊豆高原駅に向かった。駅までは歩いて30分くらいで、距離にしたら2km弱。ただゆるやかに上り坂が続くから、散歩だけどわりといい運動にはなる。
駅についてとりあえず休憩して、ミーティング。
これからは皆が自分の行きたいところへ行こうということで。僕が行つもりのコースは山道がほとんどで、10キロくらい歩かないといけない。皆に嫌だよ~!しんど過ぎだよ~!とか言われ、結局そのコースを行くのは自分ひとり(笑) ・・・あれれ??
まあ、ひとりでゆっくり歩いてみるかと思いなおし、5人とは駅で別れた。
城ヶ崎駅について、まずは海洋公園まで向かう。そこまで3キロ弱の道のりだ。桜が咲いていない桜並木の道路を通って、アスファルトの下り坂をずんずん歩く。赤いスポーツカーが悲鳴を上げながら、自分の脇を猛スピードで通り過ぎていく。
「おーこわっ」とか思いながら長い長い下り坂を一歩ずつ前に向かって進んでいく。
自分の体軽くなってる、そう気づいたのはこの時だった。なんだか、すごく軽快に歩いてる。

春のように暖かい日でダウンジャケットがいらないくらい、気持ちのいい日。
坂の向こうに海が見えた。すぐ近くだ。
だんだん波の砕けちる音がしてきた。もったいないな~こんないい所、
歩いてるのは自分一人だけだ。まさにルンルン気分。

そう、その時までは。

海洋公園に着いて、時計を見た。時刻は午後2時半。5時前にはやすらぎの里に
戻らないといけないから、2時間半のゆとりがある。
ゆっくり歩いて行こう。
看板があった。『八幡野漁港まで歩いて3時間』。やすらぎの里はその漁港から15分くらい歩いた先にある。ちょっと時間ないかもしれんけど、まあ余裕だな。

ゆっくり歩き始めた。
歩きながらいろいろなことを考え始めた。これからの仕事のこと、過去の上海でのこと。
そして帰ったら、何を食べようかなと。
いくら回復食2日目とはいえ、今朝の食事も玄米のおかゆに味噌汁と梅干だけ。
とっくに腹減ってる。いったん食べ物の事を考え始めたら、妄想がものすごいスピードで進んでいく。山の中で何を考えてるんだ、俺。
だんだん息が切れてきた。最初の方に石の階段がやたら多かったし、今はアップダウンもまあまあある。けどやっぱり一番の原因は断食中だからだろう。思ってたよりも体力が続かない。体も少しフラフラする。15分歩いては10分休憩してを繰り返していた。

道は土だけど、時々木の根や石を飛び越えないといけない。思ったより山道だった。
原生林の中歩いているのは自分ひとり。左側には崖があって、その下は青く広がる伊豆の海。上から海を見ると吸い込まれそうで、結構恐い。
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気づいたらまだ半分も来てないのに4時近くになっていた。
なんとしても5時には戻らないといけない。少しペースアップするか。
呼吸の仕方を意識的に変えてみた。みるみる元気になり、山道を半分小走りのような状態で進んでいった。ただ途中にどうしても寄りたい磯があった。前日にT谷さんがそこでイルカを見たと言っていたから。休憩を兼ねて、その磯でまたのんびり。
手元の水はとうの昔になくなっている。

イルカは諦めた。
よしまた歩こう。空はだんだんオレンジ色になってきて、冷たい風も出てきた。
夜のはじまりかな。
前よりペースアップした。
木の根に足をとられないように、落ち葉を巻き上げて歩いていく。

なんとか4時半八幡野漁港についた。ここまで来たら安心だ。
漁港の集落が見えたときは、本当にほっとした。日が暮れる前についてよかった。

のんびりした漁村の中はとても楽しかった。何があるというわけではないけど、
そこらへんで世間話をしてる人だったり、小学生がケンケンして遊んでたり。
全てが懐かしさで満ちていた。

漁港にある干物屋でお土産用の「アジの開き」と「イカの軟骨」を買った。
店はとても小さいけど、無添加で昔ながらの天日干しを今もなお続けてる素敵な干物屋だった。
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by shuxaku | 2005-02-07 23:27 | +++ Fasting +++
回復食一日目 (断食プログラム4日目)
1月26日(水) 

7:00 起床
7:30 健康体操
8:00 治療(カッピング・ローラーベッド・針灸)
10:00 食事(重湯、お麩の味噌汁、梅干)
12:00 陶芸
17:00 リラクゼーション(楽健法)
18:00 食事(玄米のかゆ)

b0069430_1231567.jpg今日は待ちに待った回復食初日。どんなにこの日を待ちわびていたことか。口の中に飲み物以外の固形物を入れることが出来る。といっても重湯といって玄米をおかゆ状態にして、ザルで米だけは取り除いた、残りの白い液体部分だ。一応、溶けた米は入ってるのかもしれないけど、あまり食べた気にはならない。けれど、スプーンで口の中に入れた食べ物はまさに米の味、感動の味という陳腐な表現しか思いつかないけど、本当に感動するくらいに美味かった。それを噛むようにして、ゆっくり口の中で味わう。まるで米の味を口に覚えさせているように、口の中全体で米の味を感じて。自分の周りのあちこちで「わーっ」って歓声があがっている。主観的に感じただけかもしれないけど、笑顔発生率(?)がいつもより多い気もする。けれど物事に終わりというのは絶対あって、お麩入りの味噌汁、梅干、そして重湯は自分の目の前で確実に減ってきている。
さすがに三日間なにも食べなかったから、胃が小さくなっているのだろう。食べ終わるころは久しぶりの満腹感を感じることができた。食べた量は少ないけれど、それでも多いと感じてしまうから、人間の体はおもしろく出来ている。

b0069430_188275.jpgこのやすらぎの里がある伊豆高原は芸術関係のギャラリーがとても多い場所で、観光客向けにいろいろな体験工房もある。今日僕らが向かったのは歩いて15分くらいのところにある陶芸の工房。なぜ陶芸かというと、前日に同じく断食をやっているおじさんと話をしている時、自分の玄米用の茶碗を作ったんだという話を聞いていて、なぜか「それだ!」と思ったから。単純だよな…。
陶芸は一年ちょい前に銀座の陶芸教室でビアグラスを一回作ったくらいしか経験がないド素人。今回一緒に行ったI田君も陶芸初体験。最初に若い女性の先生が簡単に作り方の説明して、そのまますぐに開始。迷いなく茶碗を作り始める。正面に座っているI田君も同じく茶碗。小さい頃から工作が好きだったから、こういう風に自分の手で作っていくのはとても楽しくて、まるで泥遊びをしてるようで童心にも戻れる。夢中になっていた。

ふとI田君に「A型ですか?」と聞かれた。「いや、B型だよ」って答えると、「その几帳面さ、A型じゃないですかー」って。そういや俺はB型なのに、たまにA型?って聞かれるな~なんてことを考えながら、気づいたら茶碗が出来ていた。I田はすでに次の灰皿に取り掛かっていた。自分は小鉢を作り始めた。結局、その後は小さな平皿を作って、終了。それにしても陶芸の代金、送料込みで2千円台というのは安かった。あとは一ヵ月半後にどういう形で自分の皿たちが届くのか、待つだけ。

お金をおろすためにそのまま二人で近くのセブンイレブンへ。入った途端、おでんの匂いが鼻の中に飛び込んできた。湯気がたった肉まんをレジで受け取っている人もいる。
この光景はあまりにも『目』に毒すぎる。お金をおろしたら、さっさと外に出てしまおう。さっき二人でそう確認しあったばかりなのに、気づいたら二人とも好奇心で弁当コーナーへ。財布の中にはお金があるのに、お腹はとてもすいてるのに、買えない…。買うことが出来ない。言葉は交わしてないのに「むなしいから、もう外に出ようよ」そんな雰囲気が二人の間に漂い、外に飛び出すように出た。

過去に断食を経験した母が言っていた。断食している時よりも、回復食の時のほうがつらいよって。少しとはいえど、胃にものを入れることで胃が活動的になりはじめるからだそうで、本当にその言葉の通りだった。腹が減った~腹が減った~、と言いながら変な鼻歌まで作っている始末。

陶芸や散歩をしてきたといえど、夕方の食事の時間までは本当に遠かった。
まちわびた食事。
食事の組み合わせは今朝のものとほぼ変わらない。ただ、重湯が少しだけおかゆに近づいた。それにごま塩を振りかけて、朝よりゆっくりかみ締めるように食べる。「噛めるよ~」そんな声が近くから聞こえてくる。状況を知らない人が見たら、とても奇妙だと思うであろうセリフたちが飛び交っている。生命たちを、いただいています。ありがとう。

b0069430_12323793.jpgb0069430_1232552.jpg








同じテーブルの中で一番早く食べ終わったT谷さんは、おかゆのために各テーブルにひとつづつ用意されているゴマ塩を食べてる。そんなにちょっとのゴマだけじゃお腹いっぱいになるわけないのに、止まらなくって物欲し気にゴマ塩をぺろりと食べ続けてるのが面白い。隣のテーブルの女の子にその事つっこまれてる。けど、T谷さんの気持ちはすっごくわかる。だって自分も真似して、ごま塩をぺろりとやってしまったぐらいだから。
明日の朝が早くこないかな、早くも食後にそんなこと思っていた。

お風呂出てからまたまた集いの場、食堂へ。そこで本を読み始める。
前日借りた『きっとよくなる』が読み終わった。
次は何を読もうかなと、書籍コーナーへ。倉本聡の『ニングルの森』を持って、
食堂のマッサージチェアの上でお茶片手に読み始める。
自分の目の前では、皆が恋愛トークで盛り上がってる。
そっちの内容が面白くて、ちっとも本の内容が頭に入ってこないや…。
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by shuxaku | 2005-02-06 12:36 | +++ Fasting +++
断食三日目
b0069430_1873143.jpg1月25日 (火)

7:00 起床
7:30 健康体操
10:00 食事(酵素ジュース)
13:00 治療(整体・ひまし油シップ&ローラーベッド・カッピング)
14:00 マイクロバスでドライブ
17:00 リラクゼーション(呼吸法)
18:00 食事(具なしおすまし)
23:30 消灯

断食を開始して三日目。今日は火曜日で土曜日を最後にそれから何も食べていない。
当たり前だが、とても腹が減っている。けど昨日に比べたら、それほどの空腹感はない。
ただ少し体が昨日よりもフラフラしてる。ここの一週間プログラムで、朝風呂を一番気をつけないといけない日。簡単にのぼせ上がってしまうからだ。過去にそのまま全裸で倒れた人もいるという。朝の体操中、周りを見渡すと昨日よりも参加人数が少なかった。聞いたところによると、断食反応で体がダルかったり、頭痛だったり、寝込んでいる人が何人かいるそうだ。

朝の食事(酵素ジュース)の時、同卓の皆もちびりちびり飲んでいる。
ここの食堂では、1つのテーブルに4人座ることができ、僕はいつも男4人で食事をする。今回の一週間コースは男7人参加で、そのうち60代、50代、40代、30代が一人づつ、20代が3人で、僕はいつも30代のT谷さん、20代のI崎さん、I田君と一緒に食事をした。今回こんなに多くの若い男が参加するのはとても珍しいらしい。しかも自分を含めた若者男4人とも皆元気そうだから、女性陣の中でなんか不思議に思われていたらしい。

b0069430_187424.jpg一人の気まま散歩から帰ってきて治療を受けた。今日の「ひまし油シップ」というのは腹部のリンパを刺激して循環を改善するそうで、便秘や婦人科疾患に効果があるそう。もちろん初めての体験で、気持ちのよいローラーベッドの上にいたこともあって、夢の世界に旅立っていた自分。

治療を終えて、急いで着替えてプログラムのドライブへ。専用のマイクロバスに乗って大室山の桜の下で記念撮影、それから一碧湖のテラスで一休み。
今回お世話になったやすらぎの里ではこういうプログラムが用意されているから、比較的簡単にいろんな人とすぐに打ち解けて話しができる。職業も住んでいる場所も皆バラバラだけど、すごくいい感じの雰囲気がそこにはある。

夜、いつも通りおすましだけの食事を済ませる。物足りないと思いながらも、もうすっかり慣れたもんだ。日に日に美味しく感じ始める。そしてダシが濃くなってきているように思える。これは味覚が敏感になっているからそう思うようになるのだそうだ。
いよいよ明日からご飯が食べれるということもあって、頭の中は食べ物ばかり浮かんでいる。しかも男が集まっておしゃべりを始めると、決まって最後は『食べ物』の話になる。自然の流れにそうなっているのだ。それに比べ女性陣はあまり食べ物の話をしていない・・・。
T谷さん(タマちゃん)はとても面白い人で、変なこと言って女性陣を笑わせている。今まで男4人は男だけで話すことが多かったが、この日から(きっかけはドライブで)皆いろいろと打ち解けてきたような感じ。

食後しばらくして5人で散歩がてらに20分ほど歩いたところにあるTUTAYAへ。自分も結構本は読むけど、一緒に行ったうちの一人のYさん(しっかりした姉御的な雰囲気の人)は相当な数を読んでるようで、やすらぎの里に戻ってから自分は彼女から『きっと、よくなる!』(本田健著)を借り、自分は『月の癒し』を彼女に貸す約束。TUTAYAで自分が買ったのは『一冊の手帳で夢は必ずかなう』という本。本を買ってから、料理本が置いてあるコーナーへ。男二人してマクロビオテックのレシピ本読んで、「やべっ、これすげー美味そうだよ~」などと会話してたら、隣のミニスカ女子高生が「??」的な視線を送ってきた。『ごめんよ、断食中なんで』と心の中で思ってみる。

やすらぎの里に戻ってきた。そのまま食堂へ。ここにはマッサージ椅子もあるし、寝転がってお喋りしたり、お茶飲んでいたり、体操をやっている人たちがいる。なんだか人恋しくて、自分の部屋に戻るのは、なんだか気がすすまなかった。本を読むという行為は一人のものなのに、不思議なことに人がいる空間で読みたくなる。
結局は話ばかりして、本はちっとも進まないんだけど。

『10時消灯』という決まりはあるけど、強制ではなかったから11時半までそこにいた。
明日はいよいよ『重湯』の登場だ!
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by shuxaku | 2005-02-05 16:24 | +++ Fasting +++
断食二日目
1月24日(月)

7:15 起床
7:30 健康体操
9:00 治療(整体・カッピング・ローラーベッド)
10:00 食事(酵素ジュース)
15:30 近所散歩[プログラム]
17:00 ヨガ
18:00 食事(具なしおすまし)
22:00 消灯

b0069430_23355940.jpg空腹で6時半に目が覚めた。が、健康体操まで時間はあるし、ということでぐだぐだ寝ていた。ここでは時間によっていろいろなプログラムが用意されているが、強制ではない。だから健康体操も必須というわけではないが、どうせだから毎日参加しようと思っている。
体操は『気功』がベースになっていて、練功十八法という中国のラジオ体操。テープからの掛け声も中国語で、ついつい何て言っているのか真剣に聞こうとしながら、先生の動きに合わせて体を動かしていく。日当たりの良い、開放感のある部屋で、断食という同じ目的のために集まったメンバーと体を伸ばしていくのがなんかとても心地よい。

昨晩の説明会で「温泉の長湯には気をつけて下さい」と先生が言っていた。なんでも断食中は体がのぼせやすくなっていて、風呂出た直後に倒れる人がたまにいるとのこと。
普段の生活でも、たまに立ちくらみがある自分は体操中も頭を倒して、また上に上げる動きで、すでに目の前が少しふらふらっとしてる。b0069430_23432751.jpg
体操後は生姜湯の粉末をお湯に溶かして飲んでエネルギー補給。なんでもこの生姜湯は、断食中の「のぼせ」「立ちくらみ」を軽くするらしい。味もあるし、体は元気になるような感じで気分的になんだか得した気分(笑)。周りを見回してみると、すでに断食反応が出ていて、つらそうな人がいる。断食反応は体の弱っている部分に出ることが多いらしく、腰痛・頭痛が比較的多いそうだ。ふらふらしながら部屋を出ていく人がいた。本当につらそうだ。プチ断食をたまにする自分は空腹感はあるものの、まだ体は元気元気!

部屋でゆっくりした後、治療へ。
まず最初に整体、そしてその後カッピング(吸い玉)、ローラーベッド。このカッピングというのは背中などに吸玉を吸着させ、血液中の老廃物を毛細血管を通じて皮膚表面に浮き上がらせるというもの。これをやると背中に赤い跡が出来るのだが、体内が汚れていた場合この跡が1週間くらいつくらしい。自分はどのくらい跡が残るのだろうかな・・・。ローラーベッドはその名の通りローラーが波のようにゆっくり動きで、気づいたら「ウトウト」してしまうくらい気持ちいいベッド。約1時間の治療を終え大広間へ。
10時の食事タイムだ。といっても酵素ジュースなのだが、ほどよい酸っぱさと甘さがおいしい。梅酢、レモン果汁などが入っていて、スポーツドリンクに近い味がする。
あぁ・・・これもやっぱりあっという間に自分の体の中に吸い込まれていく。
もっと・・・・、もっと・・・・・欲しい。余計にお腹が空いてしまった。

同室のI崎さん(歌舞伎町ホストのカレです)は寝てる。

空腹感を紛らわすため、一人散歩に出かけた。
地図を見ながら、15分ほど歩いて海岸にでた。山道を通ってきたからか、この小さな入り江の海岸には自分ひとりしかいない。岩に腰掛けて、ぼんやり海を眺める。
正面には伊豆大島が見える。波の音と鳥の鳴き声しか聞こえない。とても落ち着くところだ。
といいたいところだが、波が荒くて少しも落ち着けなかったんだけど(笑)
散歩中、道の脇に生えているミカン君たちが誘惑してくる。b0069430_2330272.jpg

やすらぎの里プログラムの散歩に参加した。この保養施設は別荘地エリア内にあり、家はまあまあるけど人っけが全然ない。その中を断食中の皆と付近を散歩するのだが、自分ら以外に人がいないってのがなんか不思議。20分ほど歩いて、八幡野漁港到着。自称漁港フェチの自分からしたら久しぶりの日本の漁港だからすっごく嬉しい。それを周りの人に言ったら笑われたけど。
散歩終えてしばらく休憩してからヨガのプログラム。今まで自分がやってきたスタイル(流派)とは全然違ってしんどくはないが、やっていて気持ちがいいのは一緒。ここで覚えた重要な4つのポーズは毎日継続中。このポーズは内臓のどこどこに効くという解説付きだから、すごくためになるし、この動きは「体が求めていた動きだ」ってのが自分の体でわかるから不思議。人間の本能というか、そういうものを今まであまり気にしないで生きていたこともあるからこの体験は大きな体験だった。

晩の食事(すまし汁)後の空腹感はかなりピークに達していた。そもそもフロアに置いてあった観光ガイド「るるぶ」を見たのが間違いで、そこではたくさんの伊豆の幸が紹介されていた。24歳社会人準備中のI田君とその雑誌見ながら、刺身食べたいとか鍋食べたいとか、二人で言いたい放題。20分くらいそんな事してたら、脳はもう食事にありつけるのかと思って、変な指令を胃に与えて、胃は「きゅるる~~」とか鳴ってる。助けてくれ。。。
b0069430_23272525.jpgそんな時に限って妹から携帯にメール。題名から「今日の夕飯」。やる気をなくしますよねー、こういう素晴らしい程腹がたつメール。おかしくなった自分ら2人はその場を離れ、大人しくお茶を飲みながら読書することに。自分が読んでる本はアメリカンインディアンの物語。傍らのI田君を見ると、館内の書籍コーナーにあった『美味しんぼ』。
「まじかよ?」

このような感じで2日目も夜が更けていきました。
あさってには少しだけど固形物食べれるのだから、がんばれ自分!
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by shuxaku | 2005-01-31 23:11 | +++ Fasting +++
断食一日目
1月23日(日曜日) 

10:30 地元・千葉 出発 
14:30 伊豆・やすらぎの里 到着
15:20 カウンセリング(面談、自律神経チェック、体重・体脂肪測定)
18:00 食事 (すまし汁)
19:00 説明会
22:00 消灯

b0069430_18142748.jpg今回お世話になる施設は伊豆のやすらぎの里というところ。温泉保養、食事療法、東洋医学を組み合わせた保養施設だ。雑誌、TVなどでも取り上げられ、割と有名な施設らしく、自分はHPから予約をした。半年前から予約をする人がいるくらい人気もあり、リピーター率も高いそうだ。2,3ヶ月先まで満室のこともあるので、今回3週間前に取れたのは幸運だった。
申し込んだコースは『断食一週間コース』というもので日曜日開始、土曜日終了というプラン。料金も決して安いものではないので、比較的安めの1室2人の相部屋を申し込んだ。(それでも他の施設に比べたら施設はきれいで、値段も手頃です)
やすらぎの里に着いて、チェックイン。少し部屋で休憩してから、カウンセリングを受ける。体重、体脂肪を測り、自律神経の状態をチェック。この自律神経の状態で内臓の働きがわかり、その人の健康状態を把握できるそうだ。自分の場合、全体的に数値が平均より低く、腸と腎臓はその中でも少し弱っていると診断された。『ええっーー、そんなの聞いてないぞ』状態、少しショックだよ。自分では自覚症状なかったけど、内臓はお疲れ状態だったんですね。上海での外食ばかりの生活がたたったのだろうかと、いろいろ考えてしまう。

18時の食事タイムのおすましはどんな具が入っているのだろうといろいろ考えていた。
ゴマ、ワカメ・・・。けど実際にフタを開けてみたら、そんなものは何も入っていなくてほんとに『汁だけ』のお吸い物。もちろん箸なんかない。
考えてみれば断食中なのだから、当たり前の話だけど・・・。
一杯のお吸い物を両手で持ち、ゆっくり、ゆっくり丁寧に飲んだ。
だしを昆布、シイタケでとった優しい味が体中に染み渡っていく。たった一杯の御椀をこんな味わうように、ゆっくり飲んだのは初めて。けれど、それでもまだ空腹感は続く。

固形物は摂れないから、他の飲み物を飲んでごまかす。
この施設で用意されている飲み物は、ハブ茶、便秘茶、温泉水、アルカリイオン水、しょうが湯(一日1袋)。空腹感はあるけれど、飲み物が飲める分、そんなに苦しみはない。
上海にいる時からプチ断食をたまにやっていたせいもあるかもしれない。
今のところ体も問題ないし、まだまだ元気です。

今回このコースに参加しているメンバーは大体25人くらい。そのうち男は7人で、やっぱり女性の方が多い。しかも、20~30代くらいの若い女性が目立つ。
やっぱりこういう健康に関することは、女性の方が興味あるのだろう。

説明会では先生が、断食の主な効用について説明してくれました。
簡単にまとめると・・・
1.内臓の休息
2.脳の疲労を取る
3.身体の大掃除
4.自然治癒力が高まる
5.味覚が変化して食生活が改善できる


明日からの本格的なプログラムが楽しみだ。


++ 雑談時間 ++

どんな人と一緒の部屋になるのだろうと少しドキドキ。最初部屋に入った時、まだ同室者は来ていないようだったが、カウンセリングを終え、部屋に戻ると、同室者が来ていた。
彼はすごく礼儀正しい人だったが、その外見に正直驚いた。TMRの西川君みたいな雰囲気で髪の毛はサラサラ。こんな感じの人も断食に来たりするんだと内心驚く。話を聞いてみると、新宿歌舞伎町でホストクラブを経営しているという。もともと進学校に行っていたが親とそりが合わず、高校卒業して家を飛び出すように上京。それからホストをはじめ、22歳で独立。現在27歳で自らホストとして、そしてホストクラブを経営しながら、その店のメンバーとバンドを組んでいる。ビジュアル系バンドのボーカルとしてライブやってCDを出したり、雑誌に出たり。最近出た「SHOXX」というビジュアル系バンドの雑誌を見せてもらって、そこに登場している彼を見ていたら、なんかおもしろい人と同室になったなぁと思った。そんな彼は3年前にも伊豆の別の施設で断食をしていて、今回は休養と減量が目当てだという。年齢も自分と1歳しか違わないから、親近感もあっていろいろな話をした。真面目な話から下らない話まで・・・。
けれど、僕らはきちんと夜10時にはテレビ消して、部屋の電気消して眠りにつきました。
自分ら『いい子』だなぁ。
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by shuxaku | 2005-01-30 17:48 | +++ Fasting +++
断食0日目
明日から断食が始まる。
本格的な断食は初めて。けど、今の気分は「頑張るぞ」みたいな感じじゃなくて、
「ゆっくりくつろいでこよう」という、割とゆったりとした気分。
それと少しのドキドキとワクワク。

今週は上海から戻ってきて、飢えていた日本食にもありつけた。
大体実家で母が作るご飯を食べていたけど、一度だけ外食もした。
自分の家から歩いて5分くらいのところにある、インド・ネパール料理屋アラティ。
前々から気にはなっていたけど、なかなか行く機会がなかった。
上海から帰ってきた次の日のランチ時に、妹と一緒に行ったのだが、
予想以上の美味しさに驚いた。また絶対に行こうと思う・・・。

もともと自分はカレーが大好きで、一人暮らしの時もよく作っていて、上海に行く前、毎週東京に行く用事があって、その時もネパール料理屋のカレー&ナンにはまっていた。妹はといえば、12月までシンガポールで留学していて、そこで毎週のようにインド料理街に通っていたという兄弟そろってのカレー好き。

けど、カレーは南国の食べ物で一見スパイスで体を温まるかのように思えるが、
実はたくさん汗を出すことによって、カラダを冷やす効果があるらしいですね。

何でこんなに食べ物のことを書いてるかといったら、たぶん明日から断食始まるという気持ちが、そうさせているんでしょう(笑)
今晩のご飯をかるく食べたら、しばらくご飯と遠ざかってしまいます。
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by shuxaku | 2005-01-22 18:40 | +++ Fasting +++
ファースティング。
つまり、断食のこと。ご存知の通り、イスラム圏ではラマダンという。

『断食』ときいて・・・。
昔の自分だったら、うぉっ、激しい!!修行かい?とか思ってたと思う。
けど、自然のこと、ヨガ、オーガニックに関わるものを読み始めてから、
いつかはやりたいと思うようになっていた。
今は週に1,2回晩御飯を、もしくは一日食事を意識的に抜いてみたりしてるけど、
本格的な断食に挑戦してみたかった。その希望がもうすぐ叶う。
日本に帰ってから、1週間ほど伊豆の専門施設でお世話になる予定です。

なぜ今なのか?それはカラダのリセットが必要だと感じたから。
今の上海の部屋にキッチンがないせいで外食が多く、日本にいるときに比べたら、体にとってはよくない生活をしている。そして前に働いてた外食系のコンサルタントの仕事の時にできた洗剤によるひどい手荒れだったり、心の中に残る過去のストレスだったり、体と心に溜まった毒を全て吐き出す必要もあった。
帰国後、また仕事を始めるわけだが、その再出発のために、今の自分をリセットするために、いろいろ調べた結果『断食』しか思いつかなかった。


動物は体の具合が悪いとき、食べ物を何も口にせず安静にしているという。病気の時は何も口にしないということを本能として知っていて、内臓、体をゆっくり休めることで、体を治す。
人間も病気の時、食欲がないのは普通のこと。パワーをつけるために無理して大量の食べ物を体内に取り込むのはとても不自然なことで、その行為によってとても体に負担を与えるという。断食によって、消化器官をはじめとして体は休まり、それにより自然治癒力が高まる。

今、書きながらふと思ったが、植物は水をあげすぎるより、土が少し乾燥し始めて必要なときにあげるほうが、長く逞しく生きていく。これと考え方は一緒じゃないだろうかって思う。

断食することで、一般的にどういう効果があるか。

○普段休みなく働いてる内臓をゆっくり休めることで、内臓が元気になる。内臓が本来の力を取り戻し、薬では決して治らなかった内臓系疾患がよくなる。

○体の中に残っている『食べかす』が排出される。腸の中をきれいにすることは、人間の体が健康を維持するためにとても大切なこと。腸の内側にこびりついている食べかすも断食の際に排出される(宿便)。便秘も治る。

○腸をきれいにすることで、人間の外側の肌もきれいになる。断食によってアトピーが治った人もたくさんいるそうです。肌が本来の働きを取り戻し、小じわ、シミがキレイになる。

○血がきれいになる。血液の汚れによる病気は非常に多いが、これより病気が治る、または病気になりにくい体になる。

○断食は、食べたいという欲望との戦い。この欲望を断ち切ること、そして体内の劇的な変化により、心の中まで掃除される。極端な話、断食後、性格が変わる人も少なくないそう。性格が前向きになり、丸くなるそうです。 

参考のために、断食関連のHPを2つ紹介します。
文章は少し長いですが、とても興味深いHPです。時間があったら、ぜひどうぞ!!

■登山家・野口健さん 公式サイト

■阿修羅さんの断食


注意:断食はやり方次第では、体にダメージを与え、生命の危険さえ伴います。
    初めての方は専門の施設、もしくは関連HP、本などで方法を学んでから、
    実施されることをお勧めします。

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by shuxaku | 2005-01-14 19:08 | +++ Fasting +++