<   2005年 02月 ( 12 )   > この月の画像一覧
加速するような日々の中で
チャリティーイベントにトラバ。

ちなみに、このブログ『One』のkikipririoneさんとは、伊豆の断食施設「やすらぎの里」で出会った。まだ若いのにずっと玄米食をしていて、自分と読んでいる本の傾向が似ていたりで、話していて、いろいろな驚きがあったのを覚えている。

最近日本のNPOの数が2万を越したと聞いた。正直すごい数だと思う。
ただその中でどのくらいの団体が実際にどのようなことをしているか、自分は全然知らない。
ただやっぱりその中でも教育系、環境系、福祉系は多いのかな~?と勝手に思ったりする。

今年は仕事はもちろんだけど、それ以外の事にもいろいろチャレンジしようと決めている。
そのひとつがNGOやNPO、各種団体主催のイベントやボランティア。

4月22日は『アースデイ』(EarthDay)。
この日までに何か、人のため、地球のためになることに参加してみよう。
[PR]
by shuxaku | 2005-02-24 18:43 | +++ Diary +++
スローなSunday evening with 親父
金曜日、土曜日と東京での飲み会が続いたから、日曜日はゆっくり過ごそう、
そう考えていた。

日曜日、午前中に仕事を終わらせて、昼過ぎからは部屋の掃除。上海から届いた荷物が
まだ片付け終わっていないし、大量にある写真とネガの整理もしなければいけない。

夕方4時。片付けをしながら、ふとあることを思い出した。断食先の伊豆で買った小あじの干物とイカの軟骨がまだ冷凍庫に入ったままじゃん!!

思い出したが最後、掃除そっちのけで、いてもたってもいられなくなってきた。
そういえば今日は昼ごはん食べてなかった・・・。

最近七輪本舗さんで買って届いた2代目の七輪もちょうど試し焼きしたかったところだし。

・・・うん、すべてが完璧。

さっきまでの掃除の3倍のスピードで、庭に七輪、木炭、ウチワを用意。
雑巾のように絞った新聞紙に火を付け、着火。

ウチワで火をあおぎながら思った。
七輪使うの、久しぶりだなぁ。上海にいるときから、心に秘め、夢みてきたこと。
「ちょっとこれ、よさげな感じのスローライフじゃないの~~??」
そう思った途端、煙の攻撃を受ける。「げほっ」
TVを見ていた親父のところに出来上がったばかりのアジとイカを持って声をかけた。

b0069430_193055.jpg俺:「アジとイカ食べる?」
父:「どうしたんだ、これ?」
俺:「いや、今焼いてるんだよ!」
父:「??・・・なんで?」

いや、なんでと言われても・・・。

TVを消して、親父も七輪のところにやってきた。
親父と二人で玄米のおにぎりを片手に、七輪の上の魚たちをそのまま口に運ぶ。
「うまいなぁ~」としみじみいう親父見て、なんだか気分いい。

そんな親父の夢は自給自足の生活。
今は手が空いたときに、暖炉のようなものを作っている。

食べ終わったあと、網を洗いながらふと目の前にあるものに気づいた。
パッケージに惚れて、この前渋谷LOFTで買った無添加の台所せっけん。
まだ使いたくないから、そのままに。

きみ、いい顔してるねぇ。
b0069430_19303469.jpg

[PR]
by shuxaku | 2005-02-21 19:30 | +++ Life +++
今週の新しいこと
この前、ここのブログで今週から新しいことを始めると書いた。
それまでいつかは頭の中でやろうとは思っていたけど、伸ばし伸ばしになっていたこと。
ここに書いたことで自分の心の中に強く残り、やらなくてはいけないという強い気持ちを常に持てたことは大きい。

去年の年末、チベットに行ったとき。
そこで僕はたくさんのチベタンに出会い、彼らは旅人でしかない自分にたくさんの笑顔をくれた。チベットの現状を知識として知っていただけに、嬉しいながらも半分戸惑っていた。
なぜこの人たちは自分に笑顔を向けるのだろう。不思議で仕方なかった。

僕が見た冬のラサはチベット人巡礼者で溢れかえっていた。
そんな中、心つまるような光景をたくさん目にした。夜になると零下10度まで下がる寒さの中で、泊まるところもなく、路上で肩を寄せ合うようにして夜を過ごすチベット人の家族連れ。昼はわりと気温は上がるとはいえ、氷のように冷たい道の上で土下座をしたまま、物乞いをしていた小学生くらいの女の子。

今の自分にできること、この前の写真展を見て感じたこと、自分が行ったことある地域だけにリアルだということ、チベットの子供たちに少しでも力になりたい、里親になることを決意した。
興味はあったけど、「いつか」と伸ばし伸ばしになっていた子供への教育援助金寄付。
自分は現実の忙しさのせいで、やろうやろうと後伸ばしにしてるけど、それを切実に待ち望んでいる人たちがいるということは事実。

場所は離れているけど、ここで彼らの成長の手助けることができるのなら、
そういう思いで今夜、彼らの里親になる手続きをした。

断食中に読んだ本『一冊の手帳で夢は必ずかなう』の影響で、
ファイロファクス社の手帳にいろいろなことをつけはじめた。
美容師nakako-bsさんのブログ『パドマな感じがイイ』
で「紙に書くこと」は「神に書く」のと同じだと教えて頂いたが、本当に「書く」という行為は、「神に誓う」、つまりそうさせるだけのパワーがあるものだと思う。想いを「書く」という行為によって、自分の内側から起こるパワーでもって、今の自分に無理だと思えるようなことさえも、実現できる気がする。
[PR]
by shuxaku | 2005-02-17 23:25 | +++ Life +++
何度も読み返したくなる本
去年の暮れ、チベットを旅している時に出会ったUさんに一番好きな本は何ですか、
と聞かれた。だが結局その時、僕は答えることができなかった。
好きな本は多いけど、一番って何だろう・・・?

彼女もその時自分で質問しておきながら、結局答えることができていなかったが、
後日メールで辺見庸の『もの食う人々』がベスト1だと言った。

一番好きな本、未だに答えが出ない。
けど今の自分にとってのバイブルのような本は?プレゼントしたい本は何?と聞かれたら、
迷わず『自然のレッスン』(北山耕平著)と答えるだろう。

この本は1985年に刊行され、しばらく絶版となっていたが、数多くの復刻を望む声によって新装版として復刻したそう。いい本は時代が変わっても色あせない、まさにそんな本の1冊だと思う。僕は2年前に下北沢の本屋で偶然この本に出会い、それからずっと僕の教科書としてずっとそばにある。

b0069430_20325019.jpg

最近もふとしたきっかけで、この本を読み返した。
その時の自分の状況によって心に残る部分が違うのだが、
今回はこのような文章が深く印象に残った。


P155   かむこと、さらにかむこと、そしてさらにかむこと  
 
       食事は静かに
       感謝とともにとること。   
       感謝の念をあらわす最もよい方法が
       よくかむことなのです。


P26    自分が、どこかに行ってしまうとか、死んでしまうとかで、
       もしここにいなくなったそのときに、
       いったいどんなふうにみんなの記憶に残るだろうか?

本のはじめには
この本は とりあえずいまの生活を もうすこしましな法に
変えたいと考えているひとの 役に立つことを願って つくられました。
と書いてあるように、僕自身この本に勇気づけられた事も多いです。

「こころのレッスン」「からだのレッスン」「食べもののレッスン」の3つに大きく分かれていて、
とても読みやすい本だと思います。ぜひ大切な人へのプレゼントにどうぞ。
[PR]
by shuxaku | 2005-02-15 20:36 | +++ Favorite +++
休みの日。
だいぶ遅くなってしまいましたが、なんとか今回の断食日記は終了しました。
長い、長い文章、読んでくれてありがとうございます。

断食日記は終わったといっても、断食が終わった後の生活は続いてるわけで、断食で得たこと、変わったことは今も続けていますので、いろいろ性懲りもなく報告していきます。

先々週の休みはほとんど仕事のような感覚だったけど、
先週(今回)の週末はいろいろ出かけることが出来ました。

b0069430_22231090.jpg13日、日曜日は渋谷東急Bunkamuraでやっている写真展に。新聞広告でやっていて興味あったけど、忘れていて、偶然渋谷でその広告を見て、行ってきました。

写真が好きだからよく写真展というものに行くが、この写真展は今までの中でも、もっとも衝撃的で、心に残る写真展になりました。

『地球を生きる子どもたち』というテーマで、世界中の子供たちが置かれいる世界が、いろいろな視点、時系列(150年前の昔のものから現在に至るまで)で紹介されています。

戦後の物乞いであふれる日本の写真を見ていたら、この前行ったチベットにそっくり。
そんな世界が日本にあったことを教科書で習っては知っていたが、
それを忘れていた自分にもショックだった。

一枚の写真は世界を変えうる、そう思えたひととき。

いま、この写真展の作品を集めた写真集が手元にある。
ページをめくりながら改めて思う。
写真展にいたのは、あの『ひととき』でしかないが、
今も世界では解決していない問題が継続している。

今、自分にできるアクションを起こそう。
今の自分にできるあたらしいこと。
今週からはじめてみようと思う。
[PR]
by shuxaku | 2005-02-14 22:38 | +++ Diary +++
断食最終日 (断食プログラム七日目)
1月29日(土)

6:20 起床
7:30 気功体操
9:00 食事
10:00 出発 

断食最終日。
最初の頃は、空腹のせいか時間が経つのがとても長く感じられたが、
この1週間を振り返ってみると、とてもあっという間。

昨日の晩は遅くまで食堂で話をしていた。
「今日の夜が最後がなんだ」
そんな思いが皆の胸の中にあったから皆その場にいたのだろう。知り合って間もないけど、断食をやってきた、同じ屋根の下で生活をしてきたというそんな思いたちが、僕らの距離を近づけたように思える。
とにかくここに来てよかった、そう思った。

b0069430_21554974.jpg最後の日の朝ごはん。名物『おかゆパン』が出た。これは重湯を作るときに余るゴハンをベースに、いろいろな野菜の切れ端などが入っているのだという。もともとは残飯ということで、このパンの裏の名前は「ザンパン」というらしい。それにしても普通に美味しく食べれる。とてもそういうものが入っているとは考えられない。このケーキっぽいパンの甘みはドライフルーツで出しているそう。この写真の中で三角の形をしたものが、その『おかゆパン』。
米は白米に見えますけど、もちろん白米じゃなくて、玄米です。
三分付きか五分付きか忘れてしまいましたけど・・・。(笑)

ここで売っていた無添加調味料を買った。送ると高くつくと言われたから、しょうゆも、だしも、
かけじょうゆも全てザックに放り込む。ザックの中には本も5冊入ってるし、ノートPCもあるから相当重たい。海外での旅では荷物は出来るだけ少なくがポリシーの自分だが、この時は国内だからと油断して、余計なものもたくさん入っている。
去年末のチベットに行ったときの2倍くらいのの荷物はあるんじゃないだろうか・・・。

帰りの時間はあっという間にやってきた。
マイクロバスに大きなザックと共に乗り込む。
皆にお別れの挨拶。
出会った瞬間から別れが始まるというが、
別れははいつでも儚いものだ。
 
駅について、電車出発までしばしのおみやげ買い物タイム。
東京方面に向かう僕ら4人は思い思いの店に入っていく。
それにしてもこの4人、皆一緒になると、それぞれの服装はとても、とても不釣合い。(笑)
同室だったホストI崎さんは、シャネルのサングラスをつけて、ジャージにスーツケースという姿。僕はといえば、ニット帽にダウンジャケット、それに50ℓのバックパック。まるで登山に行くような格好。そして女性陣二人は、落ち着いた色の大人っぽい格好のIさんと、対照的なピンクのダウンに茶髪のTちゃん。傍から見たら、奇妙な4人組。


修学旅行っぽくしようということで、僕らは席を回転させて向かいあうように座った。
駅で買ったお饅頭で「お疲れ様」と乾杯(?)。食べていけないとは言われてはいないが、
なんとなく「本当に食べていいのかな?」という心境の僕ら。
けどTちゃんは車内販売のアイスクリームまで「いいかな?」と言いながら食べてるし・・・。 (笑) すごいよ、キミ。。。
僕だけは横浜で降り、彼らに最後の挨拶。
でまた同窓会やろうね~、って。

この1週間は断食経験で得ることも多かった、その中でも特に人間の体の奥深さ、食事の大切さは学ぶところが大きかった。
そして何よりも、たくさんの人々との素晴らしい出会いがあった。この断食日記には登場していないけども、あの場所で似た感覚を持った人らとも出会えたのはとても大きい。


                  すべての出会いにありがとう。

b0069430_224174.jpg


ココロもカラダもすごく元気になった。
断食を通して得たもの、自分だけのものにしておくのはもったいなすぎる。
もらったパワーを、カタチでアウトプットしていこう。
千葉に帰る電車の中でそう決めた。
[PR]
by shuxaku | 2005-02-14 22:05 | +++ Fasting +++
回復食三日目 (断食プログラム六日目)
1月28日(金)

6:20 起床
7:30 健康体操
8:00 治療(整体、カッピング、ローラーベッド)
10:00 食事(うどん、玄米のミニおにぎり)
12:15 面談
13:00~16:00 散歩・ドライブ
18:00 食事(普通食)
18:45 講義(帰宅後の注意)
24:30 消灯

今日は日の出を見るために早起きをした。
昨晩、食堂で話をしているときに、「明日の朝、みなで屋上に上って朝日をみよう」という風に決まったからだ。服を着込んで、カメラだけ持って、屋上への階段を上る。
空はすでに明るくなりはじめていた。
けど、肝心の太陽が出てくる、海の向こうの大島のあたりは厚い雲で覆われている。
雲の横はだんだん鮮やかなオレンジ色になっているのに。
20分そこで粘った。けど、結局日の出を見ることはできなかた。
残念。よし明日の朝こそは、と口々に皆で階段を下る。

朝ごはんは、うどんと玄米のおにぎり。あっという間に食べてしまった。
回復食のころは胃が元気よくなっていて、ものすごく食欲というものを感じる。
食後、すでに腹減っていた。夜まで持つかなぁ。

昼、代表の大沢先生との個人面談があった。
体重、体脂肪、自律神経チェックによる内臓の状態を調べる。
入所の日も同じことをやっているから、どのような変化があるのか、
すごく気になるところ。

結果は・・・。
体重は4キロ落ちていて、体脂肪率も4%落ちて、15%になっていた。
内臓の状態も全て良好。すばらしいほど、元気になっている。
聞いてみると周りの人も数値の差はいろいろだけど、減っていることは共通している。
(断食なんだから、当たり前か・・・)

1時間ほどの一人散歩から帰ってきて、Tさんらと動物園に行くことになった。
やすらぎの里のスタッフの一人の車に断食メンバー4人が乗り込んだ。
着いたところは山の上にある動物園で、風が強くて、恐ろしいくらい寒い。
今日のあまりの暑さに服を一枚脱いできた自分をうらめしく思う・・・(笑)
風力発電の風車(?)も数基あるから、もともと風の強いエリアなのだろう。
動物園に人はほとんどいなく、全部で10組いるかどうか。
なかなか魅力ある動物園だったが、何よりも寒すぎて顔が凍ってしまうんじゃないか、
と思えるくらい。

やすらぎの里に戻ったが、僕はそのまま車で伊豆高原駅まで送ってもらった。
お土産を買うために駅の土産センターへ。
この地で有名なおみやげ「柏屋の羊羹」へ。添加物などは一切使ってないところがポイント。
伊勢神宮にも納められているという黒羊羹と一番の目玉商品の羊羹を買った。
試食を勧められたが、なくなく断る。その後もいろいろな土産を回るが、『試食』用タッパーがやたらと目につく。こんなところに来て、なに自分を苦しめてるんだろ、としみじみ思う。

帰りは国道沿いの道をやめて、漁港をまわって帰ることにした。
夕焼けがとてもきれいだ。ここに来て、1週間。もう断食も終わってしまうなぁ。
空を見ながら、いろいろと思いにふける。

晩御飯は最高だった。
噂に聞いていた、今日の夕ご飯をどんなに待ちわびていただろう。
ホワイトボードにメニューがかかれていく。

+ 本日のメニュー +
・地物野菜のサラダ
・10種野菜のポタージュ
・ひよこ豆入玄米ごはん
・黒米入5分付きごはん
・野菜のクリーム煮
・金目鯛のかぶら蒸し
・キャロブケーキ
・たんぽぽコーヒー

b0069430_18172656.jpgb0069430_18174287.jpg

b0069430_1818176.jpgb0069430_18181946.jpg

はい、幸せでした・・・。
ご飯を2回もお代わりしました。(笑)
ちなみにタンポポコーヒーはご存知の方も多いと思いますが、コーヒー風味のお茶です。

食事の後は先生から帰宅後の注意についての講義。
断食後1週間は胃がなんでも吸収しやすくなっているから、
添加物が入っているものなどを食べ過ぎないようにとのこと。
[PR]
by shuxaku | 2005-02-11 18:06 | +++ Fasting +++
回復食二日目② (断食プログラム5日目)
1月27日 パート2

17:00 自己整体
18:00 食事(玄米、車麩、豆腐、じゃがいも、梅干)
19:00 講義(食事について)
24:00 消灯

干物屋の続きから。

16時50分、やすらぎの里に戻って、買ったばかりの干物を冷蔵庫へ入れるため、そのまま食堂へ。皆、17時からの『自己整体』の準備ですでに食堂に集まっている。
僕の手元の袋を見た年配の方が、何買ったの?って聞いてきたから、「干物ですよ」と答えたら、何人かが勢いよく振り返って僕の手元の袋を見た。
そしてニヤニヤしてる・・・。
こえ~、ここは飢えたピラニアの溜まり場だ。さすがに盗られることはないだろうけど、
冷蔵庫で保管しておくのが、少しだけ不安になった・・・。(笑)

17時、代表の大沢先生による『自己整体』のプログラムが始まった。
僕自身、とても楽しみにしていたものだ。これに参加するため、山道を小走りしてまで、急いで戻ってきたくらい。(笑)

話はとても興味深かった。
動物は生活をしている限り、絶対に体が歪むのだという。
ただ犬や猫などほとんどの動物は本能として、その体の歪みを治す術を知っているそうだ。
例えば、犬が朝起きたとき、前足を前方に伸ばし、尻側を後ろにするような形で伸びをしているのをよく見かける。これは歪みを矯正しているのだという。もちろん歪み方は日によって異なっているから、その歪んだ部分を正しくするため、その矯正の仕方は日によって微妙に違うらしい。
たくさんの動物に出来て、人間には出来ないのだろうか?
そんなことはない、人間だって動物なんだから。
もちろん人間だって、自分で歪みを取る方法をカラダは知っているのだという。

では実際にどうやるか?やるのはとても簡単だ。ただここで説明するのは難しいから、簡潔に。体の一部を伸ばしてみて、気持ちいいと思うところをただそのまま伸ばせばいいのだ。
ここで決してしてはいけないのが、ムリをしてはいけないということ。気持ちがいいところで止めておくのだ。これが人間の体からのメッセージ。
今この文章を読んでくれている人にもすぐできる例をひとつ。
顔は前方に向けたまま、そのまま頭を肩の方向に伸ばしていく。左右両方の方向に頭を伸ばしていってみると、左右の差を感じることができると思う。その時自分がどっちの方向を伸ばす必要があるか、感じることができるはず。
これを全身に合わせて体系化されたのが『自己整体』。
整体屋にいって、他人にやってもうらうのも、もちろん気持ちがよいが、お金がかかるし、時間も何かとかかる。何よりも毎日行くことはできない。一番大切なのは、毎日、その日のゆがみをその日中に取ること、これだったら他人に頼らず、自分ひとりでも歪みをよい方向に持っていける。人間以外の動物は全部自分でやっているのだから、人間にでもできるはず。

b0069430_219273.jpg今夜からやっと普通に近い食事になった。といっても玄米のご飯はおかゆ状態だが、おかずが3品もある。じゃがいも、車麩、豆腐だ。最初隣の人にお膳が運ばれてるのを見たとき、『豚角煮』だと思ったけど、考えたらそんなものがここに出るわけない。車麩の煮物だった。ただ正面のT谷さんは角煮と聞いたとき、すごく目を輝かしていただけに、真実を知った時とのギャップが大きくて、思わず笑ってしまった。
それにしても、このジャガイモは本当に美味かった。周りの皆も「うまい、うまい」言って食べてたが、こんなに『じゃがいも』そのものの味を感じたのは初めて。
過去にこのやすらぎの里に来た取材の人が断食せずにこのじゃがいもを食べたところ、無味と感じたらしくそのまま『断食後は皆、味がないものを食べている』という記事を書いたそう。断食後は味覚が敏感になっているとは聞いていたが、それくらい「断食明けの人」と「断食をしていない人」の味覚に差があることが驚き。

食後しばらくして、食堂で食事についての講義が始まった。

[食事において大切なこと] 

① 主食 : 5
② 副食 : 5 ( 1 : 1 : 3 )
③ 旬・土地・まるごと
④ ×:砂糖、油
⑤ さ(砂糖)・し(塩)・す(酢)・せ(正油)・そ(味噌)


①の主食は、もちろん『米』。ただここで言う米は栄養価が全て落とされた白米ではなく、玄米のこと。抵抗があるのなら、7分付、5分付で。
『主食』というからには、それなりの意味があって、これがメインとなる。口に入れる全体の  5割程度は玄米。栄養バランスは穀物の中でもトップレベル。
  
②副食は全体の5割。簡単に言うとご飯以外の『おかず』のこと。最近は副食が多く、主食の割合が少なくなっている人がいるが、それは栄養学の点からオススメできない。
『 1 : 1 : 3 』は、『魚 : 豆 : 野菜・海草』という内訳。

③旬、土地(身土不二)、まるごと(一物全体)は、そのまま『近くの土地でとれたもの』を『旬の時期』に『まるごと』食べることを意味する。

④砂糖と油のとり過ぎがカラダにとって良くないということはご存知ですよね!白砂糖は「麻薬」といわれるくらい中毒性が高いもの。白砂糖を使った甘いものに目がないという方は注意してください。

⑤砂糖 : もし使うのなら『てんさい糖』か『きび糖』 
  塩 : 一般的に言う「食塩」は塩化ナトリウムという化学物質。天然の塩を。
  酢 : 自然発酵のもの
     (無理矢理発酵させたものでないもの、つまりアルコールと書いていないものを選ぶ)
  正油 : 自然発酵のもの (上記参考)
  味噌 : 自然発酵のもの (上記参考)
  調味料は毎日使うもの。化学的に精製された安物ではなく、自然のものを。

~感想、そして今思う事~
もともと『マクロビオティック』の本を読んでいたから、知っていることも多かったけど、改めてこうやって話を聞いて、まとめて書いてみると、自分自身とても勉強になりますね。

食事というのはとても大切なことだと感じてます。前にもこのブログに書いたかもしれないですけど、お腹にたまる何かではなく、カラダにいいものを食べよう、です。
玄米なら大量に作って、ラップしておにぎりにして、冷凍庫にいれちゃえば一人暮らしの忙しい人でもレンジでチンしたら美味しいおにぎり食べれますものね。菓子パン二つ食べるなら、玄米のおにぎりの方が栄養価あるし、カラダに湧いてくるエネルギーが違うのがわかるはず。
自分のカラダは自分で大切にするしかないんですよね。

玄米と小豆の組み合わせはパーフェクトに近い栄養素というの聞いて、
今は毎日それ食べてます。仕事は忙しくて、競争もすごいけど、その中でも前向きに
気持ちよく毎日を送れるのは,このお陰もあるのかな、なんて考えてます。  
[PR]
by shuxaku | 2005-02-08 22:16 | +++ Fasting +++
回復食二日目①(断食プログラム5日目)
1月27日 

7:00 起床
7:30 健康体操
10:00 食事
11:30 治療(アロママッサージ・ローラーベッド・低電流)
13:00 ~ 16:45 散歩
17:00 自己整体
18:00 食事(玄米、車麩、じゃがいも)
19:00 講義(食事について)
24:00 消灯

今日は散歩で遠出をしようと思った。
伊豆高原の隣の駅の城ヶ崎駅から海岸線に向かってあるいて、それから海岸沿いを通って、ゆすらぎの里に戻るというコース。そのことを朝の食事の時に言ったら、皆行きたいということで男3人、女3人の計6人で散歩することになった。ただ体調がすぐれない人もいるから、自分の体と相談しながら、途中でリタイアする人はして、行き先を変えてもいいという割と気楽な感じで昼過ぎに出発した。
やすらぎの里を出てまずは伊豆高原駅に向かった。駅までは歩いて30分くらいで、距離にしたら2km弱。ただゆるやかに上り坂が続くから、散歩だけどわりといい運動にはなる。
駅についてとりあえず休憩して、ミーティング。
これからは皆が自分の行きたいところへ行こうということで。僕が行つもりのコースは山道がほとんどで、10キロくらい歩かないといけない。皆に嫌だよ~!しんど過ぎだよ~!とか言われ、結局そのコースを行くのは自分ひとり(笑) ・・・あれれ??
まあ、ひとりでゆっくり歩いてみるかと思いなおし、5人とは駅で別れた。
城ヶ崎駅について、まずは海洋公園まで向かう。そこまで3キロ弱の道のりだ。桜が咲いていない桜並木の道路を通って、アスファルトの下り坂をずんずん歩く。赤いスポーツカーが悲鳴を上げながら、自分の脇を猛スピードで通り過ぎていく。
「おーこわっ」とか思いながら長い長い下り坂を一歩ずつ前に向かって進んでいく。
自分の体軽くなってる、そう気づいたのはこの時だった。なんだか、すごく軽快に歩いてる。

春のように暖かい日でダウンジャケットがいらないくらい、気持ちのいい日。
坂の向こうに海が見えた。すぐ近くだ。
だんだん波の砕けちる音がしてきた。もったいないな~こんないい所、
歩いてるのは自分一人だけだ。まさにルンルン気分。

そう、その時までは。

海洋公園に着いて、時計を見た。時刻は午後2時半。5時前にはやすらぎの里に
戻らないといけないから、2時間半のゆとりがある。
ゆっくり歩いて行こう。
看板があった。『八幡野漁港まで歩いて3時間』。やすらぎの里はその漁港から15分くらい歩いた先にある。ちょっと時間ないかもしれんけど、まあ余裕だな。

ゆっくり歩き始めた。
歩きながらいろいろなことを考え始めた。これからの仕事のこと、過去の上海でのこと。
そして帰ったら、何を食べようかなと。
いくら回復食2日目とはいえ、今朝の食事も玄米のおかゆに味噌汁と梅干だけ。
とっくに腹減ってる。いったん食べ物の事を考え始めたら、妄想がものすごいスピードで進んでいく。山の中で何を考えてるんだ、俺。
だんだん息が切れてきた。最初の方に石の階段がやたら多かったし、今はアップダウンもまあまあある。けどやっぱり一番の原因は断食中だからだろう。思ってたよりも体力が続かない。体も少しフラフラする。15分歩いては10分休憩してを繰り返していた。

道は土だけど、時々木の根や石を飛び越えないといけない。思ったより山道だった。
原生林の中歩いているのは自分ひとり。左側には崖があって、その下は青く広がる伊豆の海。上から海を見ると吸い込まれそうで、結構恐い。
b0069430_23274983.jpg
気づいたらまだ半分も来てないのに4時近くになっていた。
なんとしても5時には戻らないといけない。少しペースアップするか。
呼吸の仕方を意識的に変えてみた。みるみる元気になり、山道を半分小走りのような状態で進んでいった。ただ途中にどうしても寄りたい磯があった。前日にT谷さんがそこでイルカを見たと言っていたから。休憩を兼ねて、その磯でまたのんびり。
手元の水はとうの昔になくなっている。

イルカは諦めた。
よしまた歩こう。空はだんだんオレンジ色になってきて、冷たい風も出てきた。
夜のはじまりかな。
前よりペースアップした。
木の根に足をとられないように、落ち葉を巻き上げて歩いていく。

なんとか4時半八幡野漁港についた。ここまで来たら安心だ。
漁港の集落が見えたときは、本当にほっとした。日が暮れる前についてよかった。

のんびりした漁村の中はとても楽しかった。何があるというわけではないけど、
そこらへんで世間話をしてる人だったり、小学生がケンケンして遊んでたり。
全てが懐かしさで満ちていた。

漁港にある干物屋でお土産用の「アジの開き」と「イカの軟骨」を買った。
店はとても小さいけど、無添加で昔ながらの天日干しを今もなお続けてる素敵な干物屋だった。
[PR]
by shuxaku | 2005-02-07 23:27 | +++ Fasting +++
回復食一日目 (断食プログラム4日目)
1月26日(水) 

7:00 起床
7:30 健康体操
8:00 治療(カッピング・ローラーベッド・針灸)
10:00 食事(重湯、お麩の味噌汁、梅干)
12:00 陶芸
17:00 リラクゼーション(楽健法)
18:00 食事(玄米のかゆ)

b0069430_1231567.jpg今日は待ちに待った回復食初日。どんなにこの日を待ちわびていたことか。口の中に飲み物以外の固形物を入れることが出来る。といっても重湯といって玄米をおかゆ状態にして、ザルで米だけは取り除いた、残りの白い液体部分だ。一応、溶けた米は入ってるのかもしれないけど、あまり食べた気にはならない。けれど、スプーンで口の中に入れた食べ物はまさに米の味、感動の味という陳腐な表現しか思いつかないけど、本当に感動するくらいに美味かった。それを噛むようにして、ゆっくり口の中で味わう。まるで米の味を口に覚えさせているように、口の中全体で米の味を感じて。自分の周りのあちこちで「わーっ」って歓声があがっている。主観的に感じただけかもしれないけど、笑顔発生率(?)がいつもより多い気もする。けれど物事に終わりというのは絶対あって、お麩入りの味噌汁、梅干、そして重湯は自分の目の前で確実に減ってきている。
さすがに三日間なにも食べなかったから、胃が小さくなっているのだろう。食べ終わるころは久しぶりの満腹感を感じることができた。食べた量は少ないけれど、それでも多いと感じてしまうから、人間の体はおもしろく出来ている。

b0069430_188275.jpgこのやすらぎの里がある伊豆高原は芸術関係のギャラリーがとても多い場所で、観光客向けにいろいろな体験工房もある。今日僕らが向かったのは歩いて15分くらいのところにある陶芸の工房。なぜ陶芸かというと、前日に同じく断食をやっているおじさんと話をしている時、自分の玄米用の茶碗を作ったんだという話を聞いていて、なぜか「それだ!」と思ったから。単純だよな…。
陶芸は一年ちょい前に銀座の陶芸教室でビアグラスを一回作ったくらいしか経験がないド素人。今回一緒に行ったI田君も陶芸初体験。最初に若い女性の先生が簡単に作り方の説明して、そのまますぐに開始。迷いなく茶碗を作り始める。正面に座っているI田君も同じく茶碗。小さい頃から工作が好きだったから、こういう風に自分の手で作っていくのはとても楽しくて、まるで泥遊びをしてるようで童心にも戻れる。夢中になっていた。

ふとI田君に「A型ですか?」と聞かれた。「いや、B型だよ」って答えると、「その几帳面さ、A型じゃないですかー」って。そういや俺はB型なのに、たまにA型?って聞かれるな~なんてことを考えながら、気づいたら茶碗が出来ていた。I田はすでに次の灰皿に取り掛かっていた。自分は小鉢を作り始めた。結局、その後は小さな平皿を作って、終了。それにしても陶芸の代金、送料込みで2千円台というのは安かった。あとは一ヵ月半後にどういう形で自分の皿たちが届くのか、待つだけ。

お金をおろすためにそのまま二人で近くのセブンイレブンへ。入った途端、おでんの匂いが鼻の中に飛び込んできた。湯気がたった肉まんをレジで受け取っている人もいる。
この光景はあまりにも『目』に毒すぎる。お金をおろしたら、さっさと外に出てしまおう。さっき二人でそう確認しあったばかりなのに、気づいたら二人とも好奇心で弁当コーナーへ。財布の中にはお金があるのに、お腹はとてもすいてるのに、買えない…。買うことが出来ない。言葉は交わしてないのに「むなしいから、もう外に出ようよ」そんな雰囲気が二人の間に漂い、外に飛び出すように出た。

過去に断食を経験した母が言っていた。断食している時よりも、回復食の時のほうがつらいよって。少しとはいえど、胃にものを入れることで胃が活動的になりはじめるからだそうで、本当にその言葉の通りだった。腹が減った~腹が減った~、と言いながら変な鼻歌まで作っている始末。

陶芸や散歩をしてきたといえど、夕方の食事の時間までは本当に遠かった。
まちわびた食事。
食事の組み合わせは今朝のものとほぼ変わらない。ただ、重湯が少しだけおかゆに近づいた。それにごま塩を振りかけて、朝よりゆっくりかみ締めるように食べる。「噛めるよ~」そんな声が近くから聞こえてくる。状況を知らない人が見たら、とても奇妙だと思うであろうセリフたちが飛び交っている。生命たちを、いただいています。ありがとう。

b0069430_12323793.jpgb0069430_1232552.jpg








同じテーブルの中で一番早く食べ終わったT谷さんは、おかゆのために各テーブルにひとつづつ用意されているゴマ塩を食べてる。そんなにちょっとのゴマだけじゃお腹いっぱいになるわけないのに、止まらなくって物欲し気にゴマ塩をぺろりと食べ続けてるのが面白い。隣のテーブルの女の子にその事つっこまれてる。けど、T谷さんの気持ちはすっごくわかる。だって自分も真似して、ごま塩をぺろりとやってしまったぐらいだから。
明日の朝が早くこないかな、早くも食後にそんなこと思っていた。

お風呂出てからまたまた集いの場、食堂へ。そこで本を読み始める。
前日借りた『きっとよくなる』が読み終わった。
次は何を読もうかなと、書籍コーナーへ。倉本聡の『ニングルの森』を持って、
食堂のマッサージチェアの上でお茶片手に読み始める。
自分の目の前では、皆が恋愛トークで盛り上がってる。
そっちの内容が面白くて、ちっとも本の内容が頭に入ってこないや…。
[PR]
by shuxaku | 2005-02-06 12:36 | +++ Fasting +++