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アウトドアデイズ。

『すみませんー、木陰のある所ってあります?タープ建てるの面倒なんで』

『ええっとね~、よいしょ・・・・このあたりだったら大丈夫かな』
管理人のおばさんがキャンプ場内の地図を僕に見せながら、
その場所を指で指してそう答えた。

『ただ、この前の台風で枝がたくさん落ちてるだろうから、
気になるようだったら言ってね。場所変更してあげるから!』
『わかりました、ありがとうございます』

その時、僕は千葉の山の中にあるとあるキャンプ場に着いた所で
チェックインをしてるところだった。

高校時代の部活のメンバーを中心に企画したBBQ。
数ヶ月前、このメンバーで飲んでる時に言い出したこの企画で、人が集まるか
不安な部分もあったが、いざ蓋をあけてみれば総勢17人のメンバーがそろった。
(うち、2人はチビッコちゃんですけど)
夫婦、恋人、親子、友達同士といろいろな形態になって集まったわけだが、
高校の時から見知ってるメンバーだから、なんだか不思議な感覚に陥る。
僕も友人を連れて行ったが、なんと生まれて初のBBQという事でかなり驚いた。

イレブンオートキャンプパークという今回のBBQの会場も、27日の当日の約1週間前に
メンバー3人でインドカレーを食べながら決めた場所。それまで、打ち合わせをやろうやろうと
言いつつも、なかなか集まれず、直前に場所を決めて、食べるもの決めて、各自の持ち物も
決めた。

当日は土曜日で、直前の台風の心配もあったが、
そんな心配を吹き飛ばすような快晴。気温は高いが、少し高い丘にあるせいか
時折涼しい風も吹く絶好のアウトドア日和。
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強い日の光が緑によって遮られたサイトで、BBQの準備も進めつつも、
買出し班が戻ってきたために乾杯することに。
『千葉の自然とそよ風と皆の笑顔に乾杯』という僕の意味わからん音頭で、いざ乾杯。
この日はリクエストによりノンアルコールビールという、自身を誤魔化すには素晴らしい
飲料も登場した。(車6台と運転メンバーが多かったため・・・)

もちろん運転に関係ない人らは気兼ねなく、本物のビールを飲んで、顔赤くして、からんでくる者いれば、挙句の果てにイスで居眠りを始め、口からヨダレをたらす者も・・・。(笑)

この日の食べ物は通常のBBQに、鉄板焼き、燻製。そしてカセットコンロによるフライパン料理まで。人数が多いと何でもできるのが、いいところ。燻製は僕にとっては初めてで、ダンボールによる燻製なのだが、出来上がりのそのとろけるようなチーズや蒲鉾、タマゴの味に驚き。

一応、自分は火起こし担当(勝手に)だったが、火が安定したら、うろちょろ飲んだり、食ったり、かなりお気楽な身分で、とても充実した時間を送ることが出来ていました。(笑)

高校の頃から10年ほど経って、
それぞれの環境、状況は当然ながら過去とは全然違っている。
僕が高知、東京、上海とこの地から離れている間に、皆知らないところで、
着実に大人になっていってるんだけど、妙にはしゃいだり、意味もなく声を上げたり、そして
心の奥の部分は皆、昔そのままのよう。
そしてそれぞれの大切な人とも、ゆったりとした時間を共有している、
それがなんだか嬉しくもあった。
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by shuxaku | 2005-08-31 23:30 | +++ Outdoor +++
山手線ショートコメディ
午前11時過ぎ、うちの会社と何年ものつきあいがある
恵比寿の映像プロダクションで、新規企画の打ち合わせをした帰りのこと。

僕は品川に向かう山手線のイスに座って資料を整理していた。
目の前では大学生らしき若者が3人で、なにやら熱心に話し込んでいる。

『俺の趣味、取らぬ狸の皮算用なんだよ!』

突然、そんな言葉が耳に入ってきた。
僕は反射的に見ていた資料から顔を上げて、正面に座る声の主である彼らを見た。

「おいおい、そんな趣味初めて聞いたよ」僕は心の中で、そうつっこむ。

周りの視線なんか気にせずに、そのでっかいピアスをした彼は続けて
『特技は棚からぼたもちだしな』

声が大きかったものだから、周りの乗客も皆、彼らを注目。

おばあちゃんなんて、わざわざ体をのけぞらせて、彼らを見ている。
そのお婆ちゃんの顔のしかめ方といい、体のリアクションといい、あまりにも大げさで、
それが僕のツボに入って、僕はしばらく俯きながら、
ニヤニヤしそうになるのを必死にこらえる。

若者3人も相変わらず何食わぬ顔で、あまりにも下らなくて、どうでもいいことを
熱弁しているのだが、それがまた余りにもくだらなくておもしろい。

ただでさえ、お婆ちゃんの表情でツボに入って堪えるのに必死になってるのに、
彼らの話の内容がそれに拍車をかける。

笑ってはいけないような状況で、笑ってしまうのを堪えるのは本当にしんどい。
品川駅のホームに降り立ったとき、やっと自由に呼吸ができた気がした・・・。

残暑、なぜかこの時期は面白い人が多く発生している気がする。
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by shuxaku | 2005-08-23 23:29 | +++ Diary +++
Summer Days 2
今、ビールを飲みながらPCに向かっている。
部屋にある6つの窓を全て網戸の状態にして。


照明を落とした部屋の中を、涼しい風だけが、ゆったりと流れていく。
もうこの風は、うだるような真夏の風なんかじゃなく、
まるで夏の終わりを告げるかのような、少し哀愁を漂わせる、涼しい風。
窓の外に目を向けると、まん丸の月が地面を明るく照らしだしている。


水槽の水の音と隣の敷地からフットサルに夢中になる若者の歓声が時折聞こえてくる程度で、とても、とても気持ちのよい風が部屋のキャンドルの灯を揺らす、静かな時間。


時間の流れは本当に早いものだ。


1週間前の今頃、僕は高知の沢田マンションにいた。
知る人ぞ知る、高知の有名マンションで、このマンションの本も出ているし、
いくつかのメディアで紹介された、少し風変わりな建築物。
実は僕が学生の頃に、この沢マンのインパクトのある外観に惹かれて侵入したことがあった。マンションのいたるところから生える緑に、上まで続くスロープ。マンションなのに、部屋の前に車を置いてあったり、屋上にコイが泳ぐ池があったり、赤いバスがあったりと驚きの連続だったのを覚えている。

今回、とある方々との縁で、このマンションに正々堂々と(?)入ることができた。
ちょうど高知では花火大会が開かれていた日で、このマンションの屋上で、ビール飲みながら、住人の方々と花火見学。

その後、このマンションの11号室へ。(ここの住人たちはお互いを部屋の番号で呼んでいる事にカルチャーショック)
皆が持ち寄ったお酒に、つまみ、そして料理の数々が、所狭しとテーブル上に並べられ、
11人がいろいろな話に花を咲かせている。
こうやって同じマンション内の住人たちが深く繋がっているのもすごいし、
またその集まって来た人々の個性もなかなかのもので、すごく不思議な空間だった。

なんだか、アジアの国々を旅しているときの『ドミトリー』の延長線上にあるような場で、
自分にとっては異空間に来たような気がしていた。
それはすごくいい意味で。

やがて室内でアコースティックライブが始まり、ボサノバの曲が流れたとき、
トライアングルに、ミニ太鼓、マラカス代わりのサプリメントの瓶の音も加わり始め、
時折コップやフライパン、皿の音まで加わる、たくさんの笑いがつまった合奏へ。
本当に不思議な体験だらけの、刺激的な時間をすごせました。 


ちょうどこの日の昼は、男3人で『カッパを見つけに行こうツアー』ということで、
高知市の中心を流れる鏡川の上流のとある支流で沢登りをしていた。
最終ポイントの滝つぼで友人の1人をカッパに仕立てて、ビデオ撮影を敢行していた
という、アホな事を。

同じ1日だけど、全然違う場所で違う人らと、それぞれの時を過ごした。
この日、自分の目で見た事、『カッパ探しツアー』『沢田マンションツアー』はビデオに収めた。
同じ場所に行っても、もう2度と同じことは体験できない。

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もうこの夏の日は戻ってこないが、心の中には残っている。
これらのカケラを胸に、笑って生きていたい。
いつまでも。
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by shuxaku | 2005-08-21 01:03 | +++ Season +++
Summer Days 1
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12日から15日まで高知に行ってきた。
大学生の頃に4年間過ごした街で、自分にとっては第二の故郷とも言える街。

*** DAYS ***
First++
①よさこい祭り撮影。
②美味しいビールを飲んで、地元の美味しい魚に舌鼓。
③ブログで知り合った人らとご対面。

Second++
④カッパを探しに鏡川の支流を沢登り。
⑤高知の有名建物・沢田マンションに行って、花火鑑賞&ホームパーテー。

Third++
⑥仁淀川までサイクリング&泳ぎ。
⑦学科の友人とプチ同窓会

Fourth++
⑧帰り途中の岡山で友人と合流し、岡山から東京までとある計画を練る。

*****************

12日  ~ ①②③ ~

昼過ぎ、高知駅に降り立った。持ってきた折り畳みのチャリで友人宅に向かい、
荷物を置き、しばらく友人と雑談。ここは、男3人が暮らす一軒家で、恐ろしく汚いところ(ゴメン)で、写真を撮りたい衝動に駆られたが、やめておいた。

その後、よさこい祭りの後夜祭を見るため、ビデオカメラと一眼レフを持って、チャリで帯屋町まで。やっぱり自分はよさこいが好きなんだと実感。ただ、ビデオカメラとカメラを両方持って行ったことで、なんだか撮影熱が中途半端で、少し後悔(笑)

その後、学生時代からの友人shihocoroと合流し、美味しい魚が食べれる居酒屋へ。
暑いのにも関わらず、水分を控えめにしていたから、ビールが半端じゃなく美味い!
そして、アジの刺身、カツオのたたき、かに味噌豆腐、アジ南蛮、そして海鮮丼と次々に出てくる魚介類の美味いこと。特に『カツオのたたき』は千葉のスーパーに売られているようなものとは色からして全然ちがう。(今回食べたのは身が赤色、関東のスーパーで買ったのは身が茶色)美味しいごはん、ごちそうさまでした。

その後、夜10時くらい(?)に高知中心部の中央公園で、aiさん、kumiさんとご対面。彼女らとの繋がりは、奇跡とも言えるようなカタチで、いくつもの偶然が重なって、今回のこのような運びに。
初対面なんだけど、いろいろと繋がり過ぎていて、本当にコワイくらい・・・。
(真相は『半日前』のコメント欄に・・・)
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by shuxaku | 2005-08-17 23:40 | +++ Diary +++
高知に思いはせる夏の夜。
本当だったら、今頃高知にいる予定だった。
明日から夏休みをとって、今よさこい祭りで熱くなっている高知の街へ向けて、
新幹線と特急『南風』を乗り継いで、行けるはずだった。
そのために、最善をつくし仕事の段取りを進めてきていたのに、
海外からの国際物流便『FEDEX』の飛行機がメンテのために大幅な遅れが生じ、
荷物到着が明日の朝になり、その関係で成田空港に荷物を取りにいかなければ
ならなくなった。

予定では、荷物を仕上げだ後、東京駅にもって行き新幹線便に載せて、
新大阪のお客様のもとへ引渡し、明日中に納品。
どうにかして一番よい方向へもって行きたい。
(新幹線便なるものの存在を初めて知りました、驚)

仕事が一番優先ではあるが、
10、11日と高知で行われる『よさこい祭り』をなんとしても見たかっただけに、
とても残念な気持ちもある。

『よさこい祭り』
自分が知ってる祭りの中で、一番好きな、この祭りを思うとき、
僕は一番最初にあの夏のよさこい祭りを思い浮かべる。

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大学4年の夏、僕は『海宴』というチームでよさこいに参加した。
仲間と1から作り上げたチームだった。


もともと大学の1,2年はあるチームで踊っていて、すっかりこのよさこいが好きだったのに、
3年の夏は自分が見る側になっていた。そして、そこで僕は嫌になるくらいに後悔をした。
なんで、踊らなかったんだろうって。
そして、その猛烈な『後悔』の思いがあって、次なる第一歩を導いた。

大学3年が間もなく終わるという年明けの頃、僕はいつものように友人と飲んでいた。
ちょうどその時、酔っていた僕らは、あと一年しかない高知での生活について真剣に語り合っていた。高知での最後の年、思い出になる、熱い何かをやろうぜって。

『自分たちのよさこいチーム作ろうぜ』その酔っ払いの一言が、全てを決めた。

ここからが本当に大変だった。
関東という外地からやって来て、よさこい祭りで踊った事あるのはたった2回だけ。
しかも踊りも下手っぴだし、よさこいチーム運営、準備なんか何ひとつ知っちゃいなかった、
そんな自分が流れで代表になってしまったのだ。

よさこいチームを作るにはある程度の資金が必要になってくるが、そんな金どこにもありやしないから、チームの条件としては、出来るだけ自分たちの手で作る事にした。スポンサー集めに奔走したが、その資金だって全体からみればわずかなもの。油断したら、あっという間に数十万がどんどん飛んでいってしまう。
それを抑えるために、高知で過ごした集大成というべき、知ってる人中に声を掛けて情報を集めて、力になりそうな人はどんどんスカウトしていった。
核になる振り付け&指導は、優勝常連チーム・A食品のインストラクターの友人にお願いして、音楽は自分も所属してた音系サークルの友人達、衣装デザインは女子大のデザイン科の学生、衣装縫製は服飾専門学校、地方車装飾は大学の美術部と友人たち。
とにかく低コストを意識して、手作りのチームを目指していった。

その過程の中にはたくさんの笑いがあって、衝突があって、逃げ出したくなったことも正直数回あった。当時、自分の人生でかつてないくらいの苦悩と矛盾も経験した。
けど、少しずつ増えていく踊り子達、周りのサポートのお陰で、そういうものを乗り越えて、
常にいろいろなものを戦いながら、なんとか本番までこぎつけた。

だが、本番前日の晩に、装飾された地方車が移動中、沿道の木にぶつかり、装飾が壊れ、さらに大雨もふってきて、絶対絶命のピンチ状態になった。そういうときも、たくさんの踊り子が遠い所、車で駆けつけて、大雨の中、修復作業にあたった。
本番1日目当日も前日の事が原因で、支柱が傾き始め、雨漏りによりスピーカーが壊れ、踊りが存続できない状態になってしまった。その旨を、バスの中で待機する踊り子たちに告げる時の心苦しさは今も鮮明に覚えている。

『傷だらけの地方車』という事で、嬉しくない記事も地元紙・高知新聞に掲載された。

それでも、その日またの修復作業のおかげ、すばらしい仲間のおかげで、
本番2日目も最後まで無事終えることができた。

最後の演舞場で自分たちの踊り子の踊りが終わった瞬間、安堵と感動で、
目の前が少しぼやけてきた。その次の瞬間、あっという間に、僕の体は皆の手によって
空へ舞っていた。生涯最高の胴上げだった。

打ち上げが終わり、海宴74人のメンバーと一人一人と抱き合ったり、
握手してる時に言った『ありがとう』
この言葉を一日でこんなにたくさん言ったのは初めてだったと思う。

皆の手で作り上げたひとつのチーム。
このチームは本当に最高だった。
今でも声高らかに言いたい。
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by shuxaku | 2005-08-11 02:10 | +++ Memory +++
いそがしBBQ~。
b0069430_11387.jpg土曜日の朝、6時半に起きて、朝から部屋の掃除+BBQの道具準備開始。

木曜の晩は恵比寿、金曜の晩は有楽町、この二日間とも仕事が終わった後に都内で友人と、飲んで、語ってたばかりに、今回のBBQの準備を全然やっていなかった。
というわけで、土曜日の朝っぱらから荷物運搬で汗かきまくり状態。。。

今回の企画、もともとは半月くらい前に妹と喋ってるときに軽いノリで自分らの友人呼んでBBQでもやるか?って言ったのがはじまり。
けど、その後、妹が車の合宿に行ってたために、その件は忘れかけてて、いざ妹が戻ってきたときに、BBQの事切り出されて、友人に声かけたからねって。
心の中で『何の準備もしてねぇよ』と思いつつも、そっから自分も周りに連絡し始めた。

近郊で開かれていたいくつかの花火大会とかぶっていたり、仕事の事情で来れない人が
多くて、人が集まるのか~??と疑問抱きながらも、最終的には11人が集まった。


ただ、この11人がそろうまでが大変だった。今回の11人のメンバーのうち、
車を持ってるのは自分ひとり。ミニバンで7,8人くらいは乗るとはいえ、バーベキューセット、
テント、タープ、テーブ、イス、クーラーBOX、炭など、そういうものをレンタルできない、
地元のキャンプ場で、そういうのは自分の車で運ぶしかないし、人を乗せてくるのも自分の車。昼12時から5時までの間、人を迎えにいって、買出し組を送って、また人を迎えて、火おこし。方向全然違うほうに行ってしまったメンバーを探したり・・・と、携帯が5分おきにいろんな人から電話があったりと、自分的には、かつてないくらい大忙しのBBQになりました。

まあそれでも、準備は着々と進み、やっと日が傾き始めた5時半頃、11人そろっての乾杯。
皆がうまそうに飲んでるのに、自分は運転のためにアルコールを飲めない、
自分にとっては、初めての事態。もう、本当に美味そうにビールを飲んでるやつが
羨ましくて、羨ましくて・・・。特に、この日は暑かったから、なおさらでした。(汗)
その羨ましさのあまりに撮った写真が一番上の写真です。(笑)

今回、初対面同士のメンバーが多かったものの、
『俺が育てていたウィンナー、誰かに食われた~!』とか
『うわっ、ゴキブリが飛んできた』とか、明るい雰囲気の中で、時間は過ぎていきました。
(3チームに分かれて、ナイトウォーキング(肝試し!?)もまたまた大変で、最後の3番目のチームが夜の暗い道で迷子になったりと、なかなか面白いハプニングがあったけど)


無事半分のメンバーを駅まで送り届け、残り半分のメンバーはそのまま自分の部屋にきて、
この瞬間、自分にとっては今日初めてのビールで、乾杯の夢が現実のものとなりました。

ふーっ、長い一日で大忙しだったけど、ばりおもろかった。
まともに写真撮らなくて、よくわからん写真ばかりってことが、
それを物語ってます(笑)
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by shuxaku | 2005-08-07 23:49 | +++ Outdoor +++
新たなるスタート。
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友人であり、フリーデザイナー・nunc+のMさんにロゴを作っていただきました。
もともとは自分と同じビアンキのチャリを乗ってるところからつながり、その後写真で繋がって
いった友人で付き合いはかれこれ2年弱。

このサイトの名前でもある[oryzias]がメダカの学名であること。
そしてそこには『水田に暮らす魚」という意味があり、その絶滅の危機にあるメダカをシンボル的存在として、自分が日本の農業、食、環境全てをひっくるめて、見つめ直したい。
そして、未来を創造していきたいという思いからはじめたこのブログ。

このロゴに、たゆたう川の流れ、泳ぐメダカ、心やすらぐ緑、たなびく風、そういったものたちを
込めて、うまく一つのカタチにしてこの世に生み出してくれたMさんに感謝です。
自分の未来に投資してくれた、それだけとっても充分過ぎるほど嬉しいです。

みなさん、あらためてよろしくお願いします。
僕、shuxakuはこれからもどんどん新しいことを始めていきます。
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by shuxaku | 2005-08-06 01:28 | +++ About +++
青春18きっぷを持って。

日曜日の朝4時過ぎ、けたたましく目覚まし時計のベルが鳴った。


まだ眠っている体を無理矢理起こして、僕は始発の列車に飛び乗った。

数年ぶりに買った18切符を持って、遠くの街に住む友人の所に遊びに行く。

考えただけでも、ワクワクしてくる。


住宅街の中を走っていた電車からの風景も、2時間経ったころには、

緑が目立つようになり、やがて左に海、右に山という景色になった。


いくつものトンネルを超え、

停車するたびに、開いたドアの向こうから、

夏のむっとした空気とセミの大合唱が入ってくる。



午前9時前、電車の終点を告げるアナウンスが流れ、電車を降りた。

駅の階段を下りると、友人が車で迎えにきてくれていた。

太陽の光がまぶしく、海の気配も感じる、そんな素敵な街に暮らす友人を羨ましく思った。


明るくて、風通しのよい友人の部屋で、手作りの美味いごはんを食べ、本を読んで、

決めるべきことを決めるために話し合った。

大切な事を話すわけだけど、カタイことじゃないから、寝っころがったり、椅子にもたれたり、

それぞれが思い思いの格好で、話をまとめていく。



そして夕方、夏の太陽が少し和らいだ時間に、僕らは海に入った。

マスク、シュノーケル、フィンをつけて、海の中へ。

友人によると、なんでかわからないけど、今日に限って水は濁っているのだそう。

ただ、岩場の方はわりと澄んでいて、目の前を魚が横切っていくのがはっきり見える。

クロダイ、ベラ、メジナの子、名も知らぬ真っ青な熱帯魚に小魚の群れ、

ウニやヒトデ、そしてイソギンチャク。たくさんの生き物たちがそこにはいた。


1時間ほど泳いでから、この小さな浜で服に着替えて、

このあたりの集落を散歩することにした。


神社の急な階段でケンケンをする子供たち、

玄関口でお盆の迎え火をしていた老夫婦、

どこからか漂ってくる線香の匂い、そこには穏やかな時間がゆったりと流れていた。


坂が多い、この集落を見下ろせる高台のみかん畑から、向こうに広がる海を眺めた。

そしてその海の向こうに広がる夕暮れのピンク色の雲の上に、

大きな富士山の頂がひょっこり顔出しているのに気づいた。

今日初めて見た富士山は、やっぱりとてつもなく大きかった。


海からの潮風が髪の毛を乾かしていくのを感じながら、

急な坂道を降り、駐車場に向かった。


少しだけ車を走らせて、海のそばの赤提灯のラーメン屋台で晩御飯を食べながら、

海を眺めると、遠くに、ぽつぽつと明るい光が見える。

ラーメン屋の店主に聞いてみると、その正体はイカ漁の漁火だった。


駅に向かう帰りの車の中、天井のサンルーフを開けた。

頭上の雲の向こうにうっすらと星が輝いているとが見える。

腕を組みながら、頭の上を流れる景色をじっと眺めていた。


そして『ドーン』という音と共に、横の窓に目を移すと、

この街で開かれていた花火大会の花火が海向こうの街の方に見えた。

車を運転している友人はそっちが気になって、助手席の俺にきちんと前を見ておけと言う。

ほんとに危なくて仕方ない(笑)



帰りは鈍行の終電に乗り遅れたために、新幹線で帰宅した。

自分の部屋に着いた時は夜12時を回っていたが、全然眠くない。

こんなに一日を遊び倒した思える日は、本当にひさしぶり。 


時間を贅沢に、そして大切に過ごした夏の一日。

この世界のすべてのもの対して、ありがとう。
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by shuxaku | 2005-08-01 23:52 | +++ Travel +++