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大豆の収穫と古民家ライブ。
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「やばい、やばい!車落ちるよ」「むり~」と車中でわめきがら、狭い農道を通って林をくぐりぬけると、そこには半陶半農の生活を営む陶芸家Sさんの家がある。

南房総の鴨川。都内から車で2時間くらいの場所に、畑がある。

この日はトージバの収穫の日。同じ日に、何箇所かの畑で収穫が
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行われているため、
この日集まったのは10名ほど。20、30代のメンバーが中心だった。

Sさんの庭に車を置いて、各自農作業用の格好に着替えて、坂道を降りて畑に向かう。
空は絶好の晴天に恵まれ、紅や黄に染まった葉が、風にのってひらりと落ちてくる。

僕にとって、ここの畑に来るのは2回目。
ここの畑はちょっと高台にあって、あたりが一望できる。日本の原風景的な里山の風景が当たり前にあるのだが、そういう風景は頻繁に見るわけでもないので、心が新鮮な気分になる。

この日の作業内容は、2面分の大豆畑の大豆を収穫して、
乾燥させるために「はぜがけ」するまで。

皆で手分けしながら、大豆をひっこぬいていく。この畑は以前は水田だったということもあってか、水はけがわるく、畝の間は水溜りになっているところもあった。
収穫にはまだ早いかなと思うものもあったが、場所が場所だけにそんなに頻繁に来れるところでもないので、まだ成長中のものは除いて、ひっこ抜いていく。

大豆の乾燥が完全だと、土中から抜く作業も比較的容易だが、今回は乾燥が不十分だったものもあり、結構力を使うことが多かった。女性は大変そうだったが、僕はその分夢中になれて、やり応えがあった。日頃、パソコンの前で向かう仕事をしているせいか、こういう風に土と触れ合う時間って、いいなって思う。もちろん自分の畑でも土いじりはできるが、そのときは大体自分ひとり。

それと違って、ここには一緒に話せるメンバーや畑作業に夢中になっているメンバーを目の当たりにできるから、同じ畑作業だけど、全然違う次元のような気がする。
新たに教わることも多いから、すごく楽しい。
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田園風景の中に忽然と現れた、はぜがけの風景。
なんか懐かしい感じがして、充実感と共におだやかな気持ちになります。


昼ごはんは別の場所でということで、鴨川市街地方面へ。
「古民家でごはんだよ」という風に聞いてはいたけど、本当にびっくり。
昔ながらの茅葺屋根の家がそこに。

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テーマパークとかじゃなくて、昔からそこに存在し続けてきた、本物の古民家。
おいしい手作りの食事の後は、同じ敷地内の蔵で、Yaeさんのライブ。
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彼女は、母親が歌手の加藤登紀子さんで、父親も生前多くの人に知られていた鴨川自然王国の藤本さんとの間に生まれた次女。今は鴨川のある古民家で農的な生活にかかわりながら暮らしているそうです。

印象はキラキラとする目に力があって、巫女さんみたいな人だなぁという印象だったのですが、一度歌いはじめたら、この人は歌を歌うために生まれてきたんじゃないか、身ぶるいするくらいの感動の中で、僕はそう思いました。

アカペラに近い状態で歌い、2本のアコスティックギターの優しい音色が彼女の歌声を引き立てていて、こんなに感動したライブは久しぶり。
オリジナルの曲に、沖縄民謡、イスラエル、韓国、ブラジルの曲など、国籍を問わず、
心に訴えかける歌声をたっぷり聞けた、あっというまのひとときでした。

ライブが終わり、蔵の外に出て、しばらくゆっくり喋ったり、敷地内を散歩してたのだが、
日も落ちて、急に寒くなってきたので、解散することに。

車2台で11人が乗って帰るという状況で、帰りルートの関係で、僕の車に自分を含めて7人乗ることになった。行き先は、東京湾を渡るための、横須賀行きフェリー乗り場まで。
いつもは荷台にしている3列目のシートを起こして、さあ、皆乗ってくださいと、
自分は運転席に乗った。自分の車は7人乗りだが、そういや7人乗るのははじめてだなぁと思い、送迎バスの運転手の気分で、フェリー乗り場に向けて出発。

そこからの車内は、まるで修学旅行中のバスといった明るい雰囲気で、笑いの連続。
何が驚きって、初対面同士のメンバーが多いし、僕は自分以外全て初対面という状態だったこと。車内で改めて全員が自己紹介をしたけど、皆個性があって面白い人が多いなっていうのがすごく不思議で、嬉しかった。

約1時間後全員の自己紹介が終わった頃、ちょうど、無事に浜金谷のフェリー乗り場到着。
その頃には、なんか車内で変な一体感があって、皆で新しい何かできるんじゃない?という感じだったので、寂しい気持ちもありつつ、畑での再会を誓って、バイバイ。

畑からだけじゃなく、自然、音楽、人間全てから
とてもいいエネルギーをもらえた今日の日に感謝です。
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by shuxaku | 2006-11-25 22:55 | +++ Farm +++
28歳。
21日で、28歳になった。
友達曰く、その日は、「いいにい」ちゃんの日だそうだ(笑)

『生まれてきてくれて、ありがとう』
こんな素敵な言葉を掛けてくれたこと、
家族や友人からのお祝いの言葉、
友人らが企画してくれたサプライズケーキは忘れない。

これからの自分が、もっとその温かさに応えられるような大きな器をもった人間になれるように、そんな願いも含めて、努力し続けていこう、そう心に誓った。


25を過ぎてからはあっという間と言うけれど、本当に想像以上のはやさで、
時間が過ぎていっているような気がする。

つい最近まで慣れ親しんだ「27歳」の殻から脱皮して、
新しい28歳の「衣」の袖に腕を通して、
さあ新しい何かがはじまる・・・。

とまあ、書いてみたけど、普通に過ごしていたら現実には何も変わらない。

27歳。
26歳から27歳になった時に、自分が思い描いていた「27歳」より充実して過ごすことができた。といっても、自分が大した事をしたわけでなく、自分のまわりにいた人が温かくて、熱くて、共感してくれて、支えてくれる人だったから、そのおかげでいろいろな事が出来た。



28歳。

もっと自分の「頭」で考えて、考えて、考え抜いて生きて、

もっと思い描いていることをカタチにして、

幸せになるための「駒」を前に進めていけるよう、自分自身に厳しくありたい。

そして、もっと人に気遣いできる優しい人間でありたい。


あっ、地震だ。

想いが「地」に伝わったのだろうか。


28歳、今まで生きてきた中で最高の時間を送る。

まるで雨が大地に染み入るように、想いが自分の魂、心、体に伝わるよう、

雨の夜に願いを込めて。
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by shuxaku | 2006-11-24 01:21 | +++ Life +++
Grateful Days...
人は思いがけず、予想以上のモノに出会うと感動するんだ。
そう感ぜずにはいられない、たくさんの出来事に出会った。

残り少ない27歳最後の数日間をとても幸せに過ごせてる、このことを思うと、
自分の周りの大切な人々に感謝の気持ちでいっぱいになる。


つい最近の土曜日、千葉の僕の部屋でホームパーティをやった。
7月に続き、今年2回目のホームパーティー。

たとえ天気予報が雨でも、晴れにしてしまうくらい晴れ男、晴れ女が多いメンバーだが、
今回初めてその伝説が初めてやぶれるくらいの雷雨に見舞われた。
僕があまりにも変なことをしでかしたせいだろうか。

前日、妹とスーパーに買出しに行ったとき、それぞれの作るレシピのメモを見ながら、
買い物していたのだが、何気なしに見た『真鯛』君と目があってしまった。(気がした)

カルパッチョのために、スズキかサーモンの切り身を買うつもりだったけど、
・・・やっぱり真鯛の方がうまいし。ちょっと、高いけど。
次の瞬間には、真鯛1匹まるまる袋に入れてました。。。
妹はぼそりと「私、知らないからね・・・」

今まで、釣ってきたアジやクロダイをさばいた事あるし、なんとかなるっしょ。

夜の11時半に自分の部屋に戻り、いざ準備開始。
たくさんの野菜の下ごしらえをして、野菜の煮込みスープを圧力鍋で作り、パスタと和えるためのトマトソースの準備が完了したのが、1時。

そう、真夜中の1時にになぜ、まな板の上の真鯛と向き合ってるのかが、
それがあきらかに普通じゃない状況だった。
なんで、切り身を買ってこなかったんだろう、ってちょっと後悔の念も混じりながら。
この真鯛君、まな板からはみ出すくらいのサイズです。
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悪戦苦闘しながら、それでも、なんとかなりました。
頑張ってくれた、土佐包丁に感謝。

それから掃除したりして、夜の3時半過ぎに床へ。
あっという間に朝を迎え、朝から僕は部屋の中で動き周り、
陰の立役者の妹は実家で料理の準備に追われていた。

そうこうするうちに、11時ごろから友人らが、地元の駅に集まりだして、大雨の中迎えに。
14時くらいからスタートして、22時くらいまで、ひたすら食べて、飲んで、喋って・・・・、
よくもまあ、そんだけ体が持ったなぁ、としみじみです。


皆がそれぞれ持ってきてくれた手作りの美味しいご飯やワインやジュース、お茶で、
とてもいい時間が過ごせました。
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そして、僕が一番びっくりしたのは、何かの用事でちょっと目を離した隙に、部屋の照明が全て消え、キャンドルの炎だけが揺れる暗闇の中ではじまった突然の『ハッピーバースデーソング』。

大きな手作りケーキが運ばれてきて、クラッカーの音がパンパン鳴り響き、クラッカーから飛び出した色とりどりの細い紙は、僕の目の前で「すだれ」のように、僕にからみつき、
最高の幸せの中でぐるぐるでした。
誕生日まで10日ばかり早いけど、それでもわざわざ素敵なサプライズ演出をしてくれた皆に心から感謝。
こんなに大きな手作りケーキでいい仲間に祝福してもらって、幸せです。
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それにしてもまあ、主催者である僕の部屋で、僕にこっそりとサプライズをやってしまう、
皆の『見えない努力』に脱帽です。感動しました。ありがとう。

外は雨だったけど、今までアウトドアで遊び過ぎた分、今回は部屋で、11人それぞれが、
ゆっくり語らいが出来て、なぜか雨が降ってよかったなと思いました。

おかげさまで、今週の僕の家は食べ物であふれてます。

P.S 今日の晩御飯は、タイのアラ汁に、豆乳のマカロニグラタン、アワ入りのおにぎり、
アボガドとベーコンの炒め物、という風変わりな和洋折衷メニューになりました(笑) 
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by shuxaku | 2006-11-14 00:44 | +++ Life +++