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千葉の海をゆらゆらと。
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最近、デジカメを買った。
前々から、いいデジカメはないかと探していたけど、自分の中の条件を満たすカメラになかなか出会えないでいた。

描写は一眼レフ並みで、だけどポケットにも入るコンパクトなカメラ。
そして、マニュアル操作や絞り優先操作もでき、ありふれた4:3の縦横比以外で、広角で、明るいレンズを持っていること。

一番理想に近いのが、リコーのGR DIGITALだった。プロも愛用しているコンパクトカメラだけど、機能の部分で自分には「あともう一歩」便利な機能が欲しかった。

そんな自分の気持ちを察してくれたかのように、現われたカメラ。リコーのGX100。
自分が求めている条件のほぼをクリアしたカメラです。

日曜日、洗濯を終えた頃。
このカメラを持って、ちょっとした旅に出ることにしました。

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千葉県のスキューバ、シュノーケルポイントとして一番アクセスしやすい『明鐘岬』
シュノーケル道具を持っていったので、ここでしばらく泳いだり、岩の上で寝そべったり、
のんびり。
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人を刺すアンドンクラゲの群れがいたので、そそくさと避難・・・(笑)
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崖のすぐ上には、粋なカフェ。
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いつかここのベンチに座って、海に沈む夕陽を眺めてみたいなぁって思う。
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場所を検見川に移しての夕陽。
晩御飯は幕張で友達と食べる約束をしていたので、それまでここでぼんやり夕陽を眺める。カイトサーフィン、ウインドサーフィンの人がたくさん。
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向こうに見える東京のビル郡よりも、高く飛ぶ彼ら。
風が強かった今日は、特に滞空時間が長いように思えた。
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それにしてもこれだけの人がやっていて、よくカイトがからまないなぁ。
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千葉の海を旅した1日。
考えることが多い1日だった。

また、明日から、頑張ろう。
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by shuxaku | 2007-08-26 23:53 | +++ Outdoor +++
夏、あやうく露出狂になるところだった。。。
(前回の続きから)

午後八時。キャンプ場を出発した僕らは、自転車で盆踊りの開催場所に向かっていた。
中心部は車止めるところないくらい混むだろうという予想の通り、駐車場はどこも満車状態で、僕らはチャリンコに浴衣という格好で商店街を通っていた。

自転車のハンドルからサドルにかけて、横に棒があるタイプの自転車に乗っている僕ら2人。浴衣の下半身部分が左右に分かれているという、あまりにも滑稽な格好だったけど、夜風が気持ちよくて・・・。(笑)


祭りの会場は、日々変わるらしいが、この日は普通の路地で150mくらいの長さ。
そこで、2重の細長い円形で輪になって、音楽にあわせて時計回りに踊ったり、その逆だったり、かなり人々との距離が近い盆踊りだった。

音楽の種類は全部で10種類、昼の練習会で習ったのは2種類だけだったけど、残りは周りの人の見よう見真似でやるしかない。
慣れない下駄を履いてるけど、この下駄も郡上踊りにとっては大切なアイテムのひとつ。
幅4m程の細い路地に、下駄の音と生演奏の音が響き渡っていて、なんともいい気分だった。

郡上踊りは見る踊りじゃなくて、誰でも一緒に踊る踊りだと言われるけど、多分踊っている人の7割くらいは観光客じゃないかな・・・と思いました。皆が浴衣を着て、踊るってなかなかないだけに、それがすごく良かった。

踊りはじめてしばらく経った頃、若い女性に「お兄さん、帯ほどけてますよ・・・」って言われた時はあせりましたが・・・。
まぁ、危ないところでした(笑)

夜11時。踊りが終った。
足は下駄のせいで痛く、体中が汗だらけだったけど、達成感で一杯だった。
こんな熱い盆踊りは、初めてだった。

路上に止めていた自転車に乗り込み、それからまたキャンプ場に向かった。
またビールを飲んで、シャワーを浴びて、気づいたらテントの中で寝てました。
友達のYは、俺がテントの中にいるのを知らず、外のイスで俺を待ちながら、そのまま寝てたみたいですが(笑)


翌朝7時過ぎ。太陽のせいで、テント内が早くもサウナになりそうな暑さだった。
飛び出るように、テントの外に出て、イスに座りながらぼんやりお茶を飲んでいた。友達もすぐに起き出してきたので、早速火をおこしてからスタート。
友達がダッチオーブンでご飯を炊いたものを、焼おにぎりにして、おかずに、ししゃもと餃子を焼いて・・・、という朝にしては風変わりな朝ごはんを食べたけど
これがむちゃくちゃ美味いのが、アウトドアのすごいところ。

うまい、うまいと言いながらご飯をあっという間にたいらげて、それからまたしばらく近所の子供とジャンベで遊んだり、お茶飲みながら、友達やキャンプ場のオーナーとおしゃべりしたり、かなりゆるい空気の中で、たくさんのリフレッシュ空間を楽しんでました。

昼ごろ、キャンプ場で出会った皆で記念写真を撮って、
僕らはキャンプ場を後にして関東に戻ってきました。


夏って、ほんといい季節だなって思う。
郡上八幡で見た、入道雲は忘れないように心の隅にそっと置いておきます。
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by shuxaku | 2007-08-25 23:35 | +++ Outdoor +++
日本の夏。男二人、浴衣でキャンプ。
郡上八幡の盆踊りを知ったのは「b*p」という雑誌がきっかけだった。
日本で一番長い盆踊り。夏の間は32夜に渡って開催され、クライマックスのお盆の時期は、「徹夜おどり」といって夕方過ぎから朝方まで踊りが繰り広げられる。
この期間中、この水の都、郡上八幡の町中に「カラン、コロン」と下駄の音が響き渡って・・。たしか、こんなくだりだったと思う、それを読んで僕は心が躍った。


行きたいと思ったけど、それはいつかの夏・・・と思っていたところに、友人から郡上八幡に行かない??の電話。余裕で、0.5秒後には「おーっ、行くよ」と答えていた。


岐阜の多治見で40.9度と日本最高気温が記録された翌日の深夜。
僕は友達と車で岐阜に向かった。途中、仮眠しながらも、翌朝8時には郡上八幡の町に入り、そのまま今夜の宿泊地となる、山の上にある『郡上八幡レインボーオートキャンプ場』へ。
そう、今回は盆踊りだけじゃなくて、キャンプも同時に楽しんでしまおう!しかも安く!という感じだったので、車の中は、テント、タープ、寝袋、マット、炭、ダッチオーブン、焚き火台、テーブル、ランタン、イス、クーラーBOX、ジャンベ、自転車2台と2人キャンプにしてはかなりの大荷物。僕の7人乗りのオデッセイの2列目以降は全部荷物というくらいの量だった。

早めにチェックインして、テントの設営を始める。朝だというのに、かなり強烈な日差しで、早くも汗だく。汗だくで、ペグを地中に打ち付けてるところへ、「わらび~もち。ひんや~りと、冷た~くて、お~いしい~よ」とキャンパー狙いの軽トラがやってきた。
こんなの初めて聞いたよ。。。(笑)
(ケータイで写真&ビデオ撮影しました)
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木陰に囲まれた自分らの基地が整ったところで、地元のスーパーに買い物へ。今日の昼、晩御飯、明日の朝ごはんとなどの食材とたくさんのビールを買い込み、テントサイトに戻り、乾杯。水のように、ビールが体に入ってくる。
昼からは「盆踊りの練習会」に出る予定だったので、それまで寝ようと思った。昨晩の睡眠時間は30分ほどだけだったので、相当眠い。
ご飯食べ終わった後、テントサイトに入った。
ん~、・・ここは、サウナですか??
テント内にいるだけで汗が噴出してくる。しょうがないので、近くの水道でバシャバシャ頭中を洗って、ひとときの涼を楽しむ
それから暑いテント内で1時間ぐらい軽い睡眠を取ってから、チャリンコに乗って、町中まで盆踊りの練習に行くことにした。

キャンプ場から町中までは、ひたすら下り坂。
これじゃ、帰りの上り坂が思いやられるなと、友達と笑いながら、15分くらいの間、自転車にまたがりながら、真夏の生ぬるい風を体全身に浴び続けた。

街についたけど、タイミングがずれて、踊りの練習会まで時間を持て余すことになったので、付近を散策することにした。若者が橋の上から川に飛び込むのを眺めたり、小川沿いの道を歩いたり、下駄を買ったり・・・。やっぱり圧巻だったのは、有名な橋上からの飛び込みだ。その高さ12m。建物にすると、5階からの高さで、僕が高知・鏡川のお化け岩から川に飛び込んだ高さの2倍ちょっとはある。
橋の中央部分には立て看板があり、「昨日14日だけで、4件の事故が発生しています。川への飛び込みは、個人の責任で行ってください」とある・・・。体感的には、以前のバンジーを彷彿させるかのような高さで、もう僕は絶対やりたくないと思った(笑)

1時間のあっという間の踊り練習会を終えて、桃のカキ氷を食べて、僕らはキャンプ地に戻ることにした。悪夢の時間が始まったと思った(笑)そして神津島の坂道と一緒じゃんと思いながら、えんえんと続く坂道を上る。『自転車を降りて、地に足をつけたら、自分に負けだ!』という思いがあったので、とにかく足を下ろすことなく、がむしゃらにこぎ続ける。途中、追い抜かしていくドライブ中の車の助手席からは、涼しい顔をした女性が半分笑いながら、憐れみの顔で僕らを振り向いて、あっという間の速さで遠ざかっていく。

地面からゆらゆらと熱気が立ち上る中、何が楽しくて、時速4キロほどのスピードでこんなにもふらふらしながら漕ぎ続けているんだろうって思ったけど、実はそれは最高の瞬間を迎えるための必要なプロセスだったんだと思った。
テントにゴールしてからクーラーBOXから取り出した、冷えたスーパードライ。
乾杯。「ぷは~~~っ、やばすぎる!これ」
あっという間に1缶を飲み終え、2缶目でようやく、人心地ついた。
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ビールを飲みながら、夕飯を準備のため、火をおこし始めた。焚き火台を使って、そこにダッチオーブンを載せて、料理するわけだが、この焚き火台は焚き火が禁止されている場所でも、コンクリートの上でも、焚き火が出来るからお気に入りのアイテムのひとつ。
僕は野菜と鶏肉のローストを作り、友達は石焼ビビンバを作り始める。
僕は料理が出来るまで、ジャンベの練習をすることにした。
1フレーズ叩いたところで、まわりのテントから「何事が起こったんだ」と言わんばかりに注目を浴びてしまった。予想以上に音が大きいし、近所迷惑になるから、止めておこうと思い、ジャンベを横においた。すると、キャンプ場のオーナーがやってきて、怒られるかと思ったら、逆にもっとやってくれ、と言われてしまった(笑)それから調子のって叩いていると、ご近所のファミリーキャンパーの子供たちが集まり始めて、興味深げに僕らのサイトを取り巻き始めた。

「叩いてみる??」そう声かけると、4,5歳くらいの女の子2人がジャンベを面白がって叩き始めた。僕も先月にジャンベ始めたばかりで、教えられる身分ではないけど、ちょこっとNHK教育番組風だった(笑)

つかの間だったけど、子供たちと遊ぶのは久々だったし、すごく新鮮で楽しかった。
珍しい楽器に興味を持って、純粋に体の思うままに叩く。そして楽しそうにニコニコ、そしてギャハハと笑う、なんて純粋無垢なんだろうって、逆に何かを教えられた気がした。

夕方6時。ご飯が出来上がった。
ミンミンゼミとヒグラシの鳴き声に囲まれながら、草っぱらの上に広げた、テーブルで食べるゴハンの美味しいことといったらない。風も涼しくなり、ビールがすすむ、すすむ。

ご飯を食べ終わった頃、火の後始末だけして、僕らは祭りに行くことにした。
キャンプ場から、浴衣と下駄を持って、お祭りへ。

今宵も楽しい晩がはじまる。そんな予感がする夏の夕暮れだった。
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by shuxaku | 2007-08-23 00:13 | +++ Outdoor +++
標高3000m、そこは神がいる場所
日本第二の高峰、南アルプス・北岳。
正午頃、僕ら11人は標高3000m付近の山小屋に到着した。
山小屋は古くて薄暗かったけれど、僕はそこに外の世界にはない人間の温かさを感じた。
壁一枚隔てた外の世界はといえば、台風並みの強風と濃い霧で、完全にグレー一色の世界。気温も真冬並みの寒さだった。
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< 写真は山小屋付近のテントサイト>
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b0069430_22372425.jpgこの日、僕らは早朝から山に登り始めていた。前日、皆仕事終ってから2台の車でここに深夜2時過ぎに来て、2時間ほどの仮眠を取っただけなので、皆が軽く睡眠不足の状態。

朝4時過ぎ、雨が降りそうな天気だったが、なんとか持ちこたえてくれと、空に祈った。その思いが通じたのか、この日は小雨がぱらつくことがたまにある程度で済んだ。どんよりとした雲が太陽の熱を遮り、代わりに涼しい風が僕らの背中を押してくれて、登山はすばらしく順調だった。今もなお雪が残るところや小川を越えて、周囲に樹木がなくなってきた頃、上に行くにつれて強い風が吹き始めた。





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そして、半端じゃないくらいの強風が吹き始め、気温もぐっと下がったように思った。周りは霧で、視界も良くない。先頭を歩いていた僕が振り返ると、後ろにいる10人のうち、5人くらいまでしか認識することができないくらいだった。
酸素も心なしか薄くなっているような気がした。

それから山小屋に着くまでは、皆がフードを被り、着ているジャケットがバタバタと風にあおられながらも、一歩、また一歩と上を目指して歩き続けた。
急な岩場では、両手を使って、急傾斜をよじ登っていく。もし、歩いている尾根の登山路を1mでも横に踏み外そうものなら、一気に南アルプスの深い谷へと吸い込まれることになる。
そういう現実に直面したせいか、ここは簡単に死ぬことができる世界だとひとり思いにふけながらも、まだ死にたくはない、死んでたまるかと思った。
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山小屋には午後3時に着く予定だったが、昼頃には着いた。一人当たりのスペースは幅70cm程度だったが、富士山の山小屋に比べたら、ずっとマシだと思った。就寝時間までたっぷり時間があったし、皆それぞれが思い思いに時間を過ごしていた。寝るもの、何かを食べているもの、ストーブの周りで語るもの、僕は友人と「これから」について熱いトークを交わしていた。
夕飯は持ってきた鍋でご飯を炊いて(ストーブの火を借りて・・・)、カレーを食べた。
みんなで丸くなって食べるカレーは格別に美味かった。

ご飯が食べ終わった頃、窓からの光が強くなり、薄暗い山小屋の部屋が一瞬明るくなった。
カメラを持って、山小屋から外に出ると、さっきまで薄暗いグレー一色だった世界が明るさを帯びていた。実際はまだ雲に囲まれていたが、そこから一瞬、雲の隙間から夕陽の光が見えたのを僕は逃さなかった。明日、ご来光が望めるくらい晴れるかわからないけど、これはきっといい兆しなんだと思った。
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翌朝(深夜)3時半に起きて、僕らはご来光の瞬間を山頂で迎えるべく、登りはじめた
そして、僕は不思議に思った。
昨日の暴風がウソなんじゃないかと思うくらいに無風で、東の空も晴れている。
昨日の状況からすると、想像できないくらいに、全てが好転していた。

登り始めて30分ちょっとした頃、僕らは無事に山頂に立った。
11人全員が、無事に頂上に到着。手と手をハイタッチで交わす瞬間、
皆の顔には達成感と喜びであふれていたように思える。

そしてその5分後。
皆の顔を赤く照らすように、日の出がはじまった。

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最高の気分だった。充実感でいっぱいだった。
ゆっくり上りはじめた赤い光を眺めながら、僕はあまりにも出来すぎているこの展開に、そこにある大きな何かを感じた。

のぼりゆく太陽の横には富士山が見えた。
ちょうど一年前の同じ頃も、富士山の頂上でご来光を眺めていたのを、
特別な想いで思い返していた。もう、あれから1年が経ったんだと。

しばらくして、僕らは下山することにした。
富士山の単調な下山路に比べたら、標高ごとに変わっていく植生を眺めたりできて楽しいなと思っていた。途中までは・・・。
予想以上の、容赦ない下山路。木の根っこに足を置いて、ジャンプして飛び降りたり、木の梯子を下って降りたり・・・。

正直言って、こんな辛いとは思わなかった。
行きのコースでは、高齢者の登山同好会らしきグループもたくさん見かけたが、こちらのコースにはそういうグループは一切見かけなかった。登山部の学生らしき若者ばかりで、
とことんストイックなコースだと思った。
何度、パラグライダーで下山できたら・・・と考えただろうか。
個人的には富士山よりしんどかった・・・。

そして、登山行く前日に見た、ある方のブログの記事を思い出した。
そこには、本からの引用が紹介してあった。
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山に入るということは

母の胎内にもどる 胎児にもどる ということなのだよ

そして 胞衣(えな)をつけて山を下り もう一度産まれなおす

つまり 生きながらにして 生まれ変わる行なのさ

そうやって再生をくり返しながら 自分自身を高みへと昇らせる



母の懐で 自分を完成させてゆく そのために まず神妙に

しかし勇気をもって 自分のヤブから一歩踏み出すのだ

全体を知るために

全体に近づくために

(Sさん、文章をお借りしました)
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この日の出来事は、あまりにもすごすぎて夢だったんじゃないかと思えるほどだけど、今なお足に残っている筋肉痛が夢でも幻でもなく、現実に起こったことなんだと静かに教えてくれる。

そして最後に思った。
山で体験した感動を、文章にしようとしても、あまりにも難しくて、自分の文章能力では表現できない。だから無理してでも、書こうと思った。言葉を越える、感動に出会ったら、その感動を書き記すことはあきらめて、今の自分に書けることだけを書こうと。
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by shuxaku | 2007-08-09 22:15 | +++ Outdoor +++