流れに身を委ねて
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またひとつの季節が終わろうとしている。

大雨が降った後の部屋の外からは、いつものように虫の鳴き声が聞こえてくる。

ただ、窓の外から入ってくる風は少し肌寒いくらいの涼しい風。

この風が、夏も終わるんだなぁとしみじみ思わせる。


怒涛のように過ぎていったこの1週間、本当に本当に時が経つのが早かった。

年を重ねるごとに、時間の流れは早くなると言うけれど、本当にそうなのかもしれない。

『モモ』に出てくる時間泥棒のように、自分が知らないうちに、こっそりこっそりと時間を

盗まれているんじゃないかとさえ、ふと思ってしまう。


そうして、気づいたらこのブログの更新も怠っていた。


普段、僕の仕事は9時前にはだいたい仕事を終えて、それから自分の時間が持てるのだが、

今月は忙しさが途切れなく続いている。特に今週は仕事が終わったときは日付が変わっ

ていることが多かった。


ただ幸いな事に、自分調整次第ではきちんと自分の時間もゆっくり取れるから、

そういう意味でもすごく恵まれていて、この週末は頭がすっからかんになるくらいに

ゆったり過ごした。


自分の部屋で友人と話しながら飲んで、気づいたら窓辺で寝ていて(汗)、朝起きて、

玄米に、味噌汁、魚、豆腐、海藻といった久しぶりのきちんとした朝ご飯をゆっくり食べて、

本を読んだり、たわいもない話をしたり。

ついつい忘れていたけど、ゆっくりとご飯を味わって食べるのって、こんなにいいもん

だったかなと、あらためて発見できた時間だった。


日曜日の午後、渋谷に出かけて、『地球交響曲・ガイアシンフォニー 第二番』を見てきた。

ディジュリドゥの演奏と共に始まったこの上映会。ディジュリドゥの音色は今まで聞いてきた

どれよりも力強く、感動的で、僕はこの音色と共に自分の空想の世界へ旅立ってしまった。

全身鳥肌が立つような、迫力のある重低音、5万年前から吹かれていたというこの楽器の

奥深さに、畏敬の念を覚えずにいられなかった。

このガイアシンフォニーの事は、昨年チベットを旅している時に出会ったカレー職人の旅人から

話を聞いていたのだが、今日初めて自分の目で見て、このドキュメンタリーに登場してくる

ダライ・ラマ、ジャックマイヨールといったそうそうたるメンバーが出ている事に驚きだった。


僕の言葉で、この映画の内容を語るには、あまりにも忍びないので、ここでは遠慮しますが、

また他の作品も見てみたい、そう思える味わいのある映画ってなかなかないから、

次の上映会もすごく楽しみにしている。

■地球交響曲  ガイアシンフォニー 公式サイト
■『奈良裕之とKNOB 音霊と祈りの世界』 ~ 色即是空 空即是色 

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by shuxaku | 2005-09-11 23:47 | +++ Season +++
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